登場作品:帰ってきたウルトラマン(1971)
京商製 1/43ダイキャストカー
ウルトラマンシリーズ初の日本車であるマットビハイクル。 ベース車であるマツダの
コスモスポーツ殆どそのままな事もあってか割と商品化される機会に恵まれている様で、
本モデルも元はノーマルのコスモスポーツとして発売されていたものの手直し品でした。
1999年発売/定価:3000円(税別)
SIDE VIEW
全長:約9.5cm
モデルは後部にスタビライザーを装備した後期タイプ。
流石ミニチュアカーとして造られただけあってスタイリングの良さは
元より細かなディティールの再現に至るまで非常に気を配られたモデルです。
敢えて気になる点を挙げるとすればドア前に幾つかある斜めスリットと
そこに掛かる赤いラインの処理具合くらいかな?
TOP & BOTTOM VIEW
放映当時に発売されたダイヤペットと違いボンネットやドアの開閉ギミックは
ありませんが、ウィンドのフレーム等も再現され商品の密度を誇示しています。
底部のモールドも気を配ったものとなっていますがメーカー名等の情報モールドが
方向の関係で上下逆さまになっちゃいました。 尚、タイヤは転がし走行が可能です。
FRONT & REAR VIEW
宇宙船の様なカッコ良さ…嘗ての日本車は個性豊かですね〜。
クリア&メッキパーツや印刷処理で小さいながらもその再現度はかなり高レベル。
画像はありませんが車室内の再現もバッチリです。
残念ながらテールランプはクリアパーツに非ず。
1:43というサイズと3000円という枠の中ではこれが限界かな?
トミー製トミカ&バンダイ製キャラウィール
日本のミニカーファンにはお馴染みのトミカも嘗て通常のコスモスポーツにシール等で
デコレートした「マットカー」を販売、画像は2004年に改めて商品化したもので
タンポ印刷等を駆使して当時以上の仕上がり具合となっています。
画像右はやはりお馴染みのキャラウィール。
後に劇中にも登場した迷彩塗装バージョンも限定版として登場しました。
2004年発売/定価:500円(トミカ)
2001年発売/定価:600円(キャラウィール)
定価は共に税別
両車を比較!
左:トミカ/右:キャラウィール
全長:約7cm(トミカ、キャラウィール共)
まず気が付くのはトミカがスタビライザーを持たない前期型、キャラウィールが
先の京商と同じ後期型という事で、このサイズで両車が揃うのが何とも嬉しい。
お互いのセールスポイントとしては…
トミカ:基本造形の良さや細部まで再現されたカラーリング等。
キャラウィール:メッキ処理されたバンパー。部分的にトミカ以上の塗装も有り。
トミカには定番のドア開閉ギミックが。
キャラウィールには転がし走行以外のギミックはありませんが
その代わりに迷彩塗装バージョンが↓
ルーフのロケットランチャーも再現!
限定商品でしたがこれは嬉しいサプライズでした。
バンダイは97年にもポピニカミニとして科特隊専用車、ポインター等と
セットで商品化されていますがキャラウィール同様に後期型で
肝心の出来も少々‘アレ’だったので今回は割愛。
科特隊専用車、ポインターときて登場したマットビハイクル。
その後A、タロウ、レオ等に登場する車両を思うと
「憧れ」を持って見れるのはマットビハイクルまで…かな?