登場作品:ジョー90(1968)
パッケージ
VIVID製 ダイキャストカー
VIVIDはキャプテンスカーレットに続いてジョー90の商品をリリース。
作品の性格上、派手な商品展開はありませんでしたが画像の主役メカを始め
ジョーが使用するほぼ原寸大?のアタッシュケース等を発売。
日本国内ではコレクター向けショップ等で並行輸入・販売されていました。
尚、「マックスカー」という名称は放映当時にタミヤ模型から発売された
プラモデル辺りから広まったもので、本国イギリス等では画像にある
「JET AIR CAR(MAC’s JET CAR)」だったり「JOE’s CAR」だったり。
1993年発売/購入価格:2500円
SIDE VIEW
全長:約14cm
しっかしまァ、よく思いついたもんだってな感じのデザインですねぇ〜。
バッタがモチーフなのかな…?本来はルーフから後方へ触角の様な
長いアンテナが伸びているのですが、本モデルでは省略されています。
TOP & BOTTOM VIEW
部分部分で玩具的省略はあるものの基本的には大変良く造形されています。
FRONT & REAR VIEW
世代の人間としては昔発売されていたディンキー版を思い出します…意識したのかな?
あれも大変良く出来たモデルでした。
左側にはマクレイン教授が、右側には主人公ジョーが乗っています。
塗装されていないけど結構頑張った造形だ!
ACTION
後部のノズル付近にある赤いボタンを押すと飛行形態に変形。
ディンキー版では成し得なかった前輪の収納も実現!劇中と収納方法が違うけど。
さて、このモデルの欠点なんですが…。
飛行形態になるに当たって左右にある尾翼が後方へ伸びるのですが、
モデルでは画像の様にほんのチョットしか伸びません。劇中では後輪軸よりも
後方までロッドが伸びています。モデルでは余りにも短か過ぎるんですね。
し・か・も…
画像上段にある様に、ロッドに工夫が無い為に尾翼の角度が固定出来ず
下方へダラ〜ンと下がっちゃってみっともないんです…(泣)
本来は画像下段の様な角度で、今回は撮影の為に無理くり固定しました。
と、言った感じで実に惜しいVIVID版マックスカーですが
細かいトコさえ気にしなければこれで充分な出来だと思います。
コナミ製 食玩
パッケージ捨てちゃった…。
全長:約9.2cm
サンダーバード、UFO、キャプテンスカーレットと展開してきたコナミの
「SFムービーセレクション」。今回は「懐かしのSFビークル」と題して
スーパーカーやスティングレイ、スペース1999等と共に商品化されました。
製品上細かいディティールは省略しつつもルーフにある触角の様なアンテナ等
拘れる部分は拘った造形。変形もしない、車輪も回転しないという
完全な「置物モデル」ですが飾るだけならオススメの一品です。
※余談ですが飛行中はこの触角アンテナが無く、代わりにルーフにある
白い垂直翼の先からアンテナが1本伸びているという…ん〜謎です。
2003年発売/定価:300円
永大製 グリップキャラクター
全長:約7.8cm
永大が展開したトミカサイズの合金玩具、グリップキャラクター・シリーズ
の一つで、小さいながらも主翼が開くギミック付き。
モデルのカラーはレッドですがチャンとグリーンのものも存在、
さらに後年の再販時にはブルーになりました。
1973年ごろ発売?/定価:350円
↓四面図↓
かなりのシリーズ点数を誇るグリップキャラクターですが、
商品の完成度には種類によってかなりのムラがあります。
このマックスカーは結構ガンバッている部類で、見え難いですが
コクピットにはチャンと人形も乗っています。