登場作品:ルパン三世(1971)
パッケージ
バンプレスト製 プライズ
ルパン三世 ミニカー&フィギュア
テレビシリーズ「ルパン三世」(1stシリーズ)、その第1話でルパンが乗っていた
フォーミュラーカーがほぼ奇跡的に商品化されました。
レーシングスーツに身を包んだルパンのフィギュアがセットされた
マニアには嬉しいアイテムです。
2001年登場/定価:非売品
SIDE VIEW
全長:約8.9cm
パッケージには1/43スケールとあり、プライズらしくない
ミニチュアカーチックな丁寧な造形を見せてくれます。
劇中に登場するものと比べるのは然程意味が無いのかもしれませんが、
ボディカウル後端、エンジンとの境目部分は画像の様に垂直ではなく
劇中では斜めにカットされている様です。
TOP & BOTTOM VIEW
エンジン周りは若干アバウトですがコクピット周りの造形は手が込んでいます。
ボディはダイキャスト製でタイヤはプラ製。転がし走行が可能です。
FRONT & REAR VIEW
星型のホイールがらしくていいですね。
プライズとして見れば上々の完成度、劇中以上のカッコ良さです。
ルパンは燃えているか……?!
付属するノンスケールのルパンフィギュアはレーシングスーツ仕様。
コクピットの造り込みは中々素晴らしく出来れば同スケールのルパンを座らせたい。
さて、本モデルのタイトルには「フェラーリ F1」と掲げました。
確かに劇中でフェラーリと呼称されているのですが、一部マニア間では
劇中のフェラーリが312モデルなのか246モデルなのかで意見が分かれる様で、
本モデルに於いてはエンジンがV型8気筒なのが更に混乱を招いています。
別冊宝島737完全保存版ルパン三世PERFECT BOOKでは312Bと明記されている
のですが312Bのエンジンは水平対向12気筒なのでV型であろう本モデルには
当てはまらず、また劇中登場するのもV型っぽいです。
312B以前の312モデルはV型12気筒で246モデルはV型6気筒。
V8となると1965年のフェラーリ158まで遡りますが今度は形が違い過ぎます。
放映当時であれば312Bなのですが…。
古いアニメに登場するメカ1つでアレコレ議論するのは滑稽かもしれませんが
それだけ作画や細かい設定に力の入ったアニメであった事は間違いないと思います。
◆劇中では当時の慣習なのか‘フェラリー’と呼称されていました。
シリーズ全4種
ナゼかミニカーではないラムダもラインナップ。
本シリーズのベンツSSKに関しては別枠で展示しております。