登場作品:ルパン三世(1971)
パッケージ
バンプレスト製 プライズ
1/24 Lupin the 3rd CARMODEL&FIGURE
ルパンの愛車と言えばフィアット500を想起されがちですが、
古くからのファンであればこのベンツSSKを挙げる方も多いと思います。
本商品は1/24スケールというマニアにも納得のサイズで、プライズとしては
丁寧な造形をしており非常に好感の持てるアイテムとなっています。
尚、商品タイトルには「ベンツSSK」とは表記されていません。
2002年登場/定価:非売品
SIDE VIEW
全長:約18cm
基本オールプラ製なのでボディ等の質感は低いですが、スタイリングや
ディティールの再現に於いては非常に頑張っている印象です。
何でも設定ではフェラーリのエンジンを積んでいるんだとか。
TOP & BOTTOM VIEW
エンジンカバーのベルトはモールド&塗装処理。
フロントウィンドにはクリアパーツ使用でサイドミラーも再現。
運転席後方の給油口が別パーツなのがポイント。
底部のモールドはそれなりですがエンジン周り等は気を配られたものに。
プラ製のタイヤは気持ちよく回転するので転がし走行が可能です。
FRONT & REAR VIEW
ヘッドライトにもクリアパーツ使用で質感を向上しています。
出来ればグリル周りにメッキ処理をして欲しかった処ですが…
ストップランプは塗装処理ですがフロント共々造形的なストレスは感じません。
エンブレムはベンツお馴染みのシルバーアローではなく十字型となっていますが
画像右にある様に劇中に登場した時も十字型でした。
画像右はパッケージ横にデザインされた劇中の1コマ(1stシリーズ)
左右のライトを繋げるアームに差異がありますね。
転がし走行以外のギミックはありませんがプライズである事を考慮すれば
これ以上望むものは無いというくらい出来が良いと思います。
↓付属のルパンと。
2ndシリーズの‘赤ジャケ’ルパンフィギュアが付属。
←シリーズは全2種で、ここで展示した黄色ボディ
以外にも赤ボディのSSKに不二子のフィギュアが付属するものもラインナップ。
赤ボディといえば当時発売されたポピニカのSSKも赤ボディでしたが
2ndシリーズのアイキャッチ等を見るとあれはアルファロメオでは?
…といった話題がマニア間で挙がったりもしました。
↓緑ジャケルパンでパチリ。
同じくバンプレストからリリースされた別のプライズシリーズから持ってきました。
ハンドルとシートの隙間が無いので上手く座らせられません(汗)
フィアットに乗って大衆化したルパンも良いですがシリーズ初期に見られる粋な大人の
ルパンには一般人では手の届かない高級車(=SSK)が良く似合います。
バンプレスト製 プライズ その2
全長:約9.4cm
「ルパン三世 ミニカー&フィギュア」と題されたシリーズで、
1/43スケールのミニカーにノンスケールのフィギュアが1体付属。
SSKには次元が付属しています。シリーズは全4種。
造形は先述の1/24モデルと同じく大変良好で、ヘッドライト等にはクリアパーツが
使用されています。またボディがダイキャスト製というのも大きな特徴で、
1/43という国際スケールなのも嬉しいところ。
特別なギミックはありませんが転がし走行が可能です。
2001年登場/定価:非売品
1/24と1/43、どちらも中々のクォリティ♪
嘗てのポピニカはギミック的にもハイレベルなモデルでしたが、
その人気故に現在では高プレミアが…実車同様に高級車って感じです(涙)
「粋に いこうぜ」by ルパン
SSKが似合う様な‘大人なルパン’にまた会える日はくるかな?