登場作品:激走ルーベンカイザー(1977)
パッケージ
ポピー製 ポピニカ
東映本社が制作した本作は東映動画制作の「グランプリの鷹」と
ほぼ同時期に放映、共にポピーがスポンサーなので商品展開もやや被る事に。
フォーミュラー1は作品のイメージを牽引する役目を持ったメカでした。
1977年発売/定価:1200円
SIDE VIEW
全長:約11.5cm
グランプリの鷹に登場するトドロキスペシャルも特徴的なF1カーでしたが
こちらも前2後4の6輪車と、アニメメカとしての特殊性を出しています。
ただ当時フェラーリだったかブラバムだったかが実際にこんな6輪車を
計画していたが計画倒れに終わった(◆)、なんて話を聞いた事があります。
タイレルP-38と同じレースで走っていたら面白かったでしょうね。
◆ウィリアムズでした。ケケ・ロズベルグがテストしていたそうです。
TOP & BOTTOM VIEW
6輪は特殊だがボディのシルエット等は割と保守的かな?
ボディとシャーシには合金を、タイヤにはゴムを使用しています。
FRONT & REAR VIEW
平面主体の構成は若干味気無い感じも受けますね。
主役メカとしてはパンチ力不足かな?
この時期のポピニカはミニチュアカー的なアプローチをした製品作りのものが
多く見られ、玩具としては精密なディティールやギミックを楽しむ事が出来る
モデルが多いのですが、本モデルに関してはデザイン的な関係もあってか
然したるギミックは無く、またディティールも甘い感じです。
ACTION
フロントウイングは2種類付属。
後部のカウルは脱着式で、再現されたエンジン周りを見て楽しむ事が出来ます。
内部図解
パッケージ裏面より。こういったイラストは楽しいですね。
ルーベンカイザーではこの他にK−3、バロック、バンバが
ポピニカとして発売されましたが、デザイン的にも商品的にも
フォーミュラー1が1番地味だったのがイタイですね。
悪くは無いと思うんだけど…。
バンダイ製 プラモデル
モーター動力で走行可能、ステアリングも切れます。(モーター付属)
ポピニカには無いサイドミラーを装備しているのがポイント。
画像下はパッケージにある完成品写真ですが
製品では後輪ホイールもメッキ仕様となっています。
1977年発売/定価:800円