ジュピター2

JUPITER 2

登場作品:ロスト・イン・スペース(1998

LOST IN SPACE

 

 

 

 

トレンドマスター製 プラトイ

1960年代の海外SFテレビドラマ「宇宙家族ロビンソン」が劇場用映画としてリメイク。

主人公達が乗り込む宇宙船‘ジュピター2’も新デザインとなり玩具化されました。

トレンドマスターは同時期にオリジナルである「宇宙家族ロビンソン」の玩具も

‘クラシック’と題して玩具展開していました。

 

1998年発売/定価:?

 

 

SIDE VIEW

全長:約32.5cm

 

オリジナルのジュピターUはシンプルな円盤型でしたが本船のデザインはその面影も残さぬ

変わりぶり。曲面主体のアンバランスな構成は地球のメカとしては少々異質な感じですね。

劇中で諸元が語られる事はありませんでしたが全長は見た感じ50m程だと思われます。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

船体のアウトラインは卵型で安定しているのですが、

左右非対称とした内側のデザインは不安定さを演出しています。

上部に見える左舷中央部の外装パネルが無いのは本船が中古の為。

他にも色々と欠品していました…(涙)

 

 

FRONT & REAR VIEW

船首左側にレイアウトされたブリッジは後述するギミックの関係でドーム状のパーツが

かなり不恰好なものに。全体の造形は良好なだけにこの部位の残念さが目立ちます。

後部には推進用のノズルを配し視覚的な解り易さを演出していますがやや数が多過ぎ?

主役メカとしては少々大人しいデザインですが映画を観ると特に不備の無い良いデザイン。

モデルの方も先述のブリッジ以外はとても丁寧な造りで好印象です。

要所に配されたクリアパーツが効果を上げていますね。

 

 

ACTION

底部にある電池ボックスに単3×4をセットし、船体上部にあるボタン(画像右の赤丸部)

を押すと3種類のサウンドと1種類の台詞が発せられます。またこの時、船体後部にある

エンジンリアクターが発光点滅するのですがモデルは光が弱過ぎて撮影出来ませんでした。

中古機故か?とも思いましたが、考えてみれば所蔵する他のライト&サウンドギミック付き

トレンドマスター製玩具も揃って光が弱いんだよなぁ…仕様か?

 

 

船首エアロックが開閉!

劇中でも使用されていたエアロックが手動で開閉可能。

 

 

2ヶ所からミサイル発射!

画像左の↓を押すとパネルが展開して画像右の様にランチャーが現れミサイル発射!

発射ボタンはランチャー部の横にあります。

 

またランチャーとは別に船首からもミサイル発射が可能。

画像右に見えるランチャーユニットの横にある赤丸部分が発射スイッチとなっています。

←パッケージ裏面より

残念ながらミサイルは欠品していました。

ミサイルは最低でも4発は付属している様です。

 

 

ミサイル格納!

底部のハッチを開くと内部にミサイルを格納する事が出来るという中々の親切設計。

 

 

ハイパードライブ・モード!

画像左に見える赤丸部分のスイッチを押すと画像右の様に船体横と後部が展開。

劇中同様にハイパードライブ・モードになります。

 

 

本船のパイロットはドン・ウエスト少佐

ジュピター2のパイロットとしてロビンソン一家と旅をする事になるマット・ルブランク

演ずるウエスト少佐は別売りのアクションフィギュア・シリーズで商品化されており、

後述しますがジュピター2とも連動しています。身長は約12cmで顔も雰囲気良く造形

されており、劇中にも登場する戦闘用ヘルメットやマグネットが仕込まれた宇宙グモも

付属します。 このマグネットにより宇宙グモを少佐の胸に付ける事が可能。

宇宙グモは脚をバネとしてジャンプさせる事も可能です。

 

 

いざ乗船!

ブリッジ部は開閉可能で中のシートに人形を着座させる事が出来るのですが

この辺、スケール感が無視されているのは良しとしてもこのギミックによって同部位の

スタイリングが著しく損なわれているのは大きなマイナス点と言わざるを得ません。

玩具的アレンジが外観全体に及んでいるのであれば割り切って楽しむ事も出来るのですが…

 

 

外装パネル分離!

船体上部にある一部のパネルはパネル後部のスイッチを押す事により弾け飛びます。

パネルには金属部品が付けられており、ウエスト少佐に付属する宇宙グモを取り付け可能。

宇宙グモに取り付かれたジュピター2が外装パネルと共に宇宙グモを振り放つ…

といった劇中をイメージした遊びを楽しむ事が出来ます。

 

 

アクションフィギュア・ラインナップ

残念な事にロビンソン一家は母親のモリーンと次女のペニーがモデル化されず(涙)

 

 

やはりメカ系はロボをメインに展開。

劇中冒頭に登場する戦闘機も商品化されたのは一寸意外でした。

ジュピター2の写真はどうも試作品っぽいですね。

本来はミニフィギュアを付属させる予定だったのかな?

見た感じも製品版よりリアルっぽいし、こっちの方が良かった様な…

 

 

宇宙の迷子!

劇中、本船の発進シーンでは大気圏離脱用ブースターとしてジュピター1も登場。

オリジナル版のジュピターUにそっくりな外観がファンには楽しい演出でした。

 

続編の制作を前提としたストーリーだっただけに黄色い宇宙猿の活躍不足など

気になる点もありますが1本の映画として中々楽しく観る事が出来る作品だと思います。

個人的には次女ラブでしたが2013年現在、続編の話は…

 

 

 

 

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