登場作品:リーグ・オブ・レジェンド
2003年秋に公開された映画「リーグ・オブ・レジェンド」は
透明人間やジキル博士&ハイド氏、トムソーヤなどの架空のヒーロー達が集結、
紳士同盟「リーグ」を結成して悪の組織と戦う…という夢のあるストーリーでした。
「リーグ」の立役者、ネモ船長
主役であるショーン・コネリーが最初に出会う「リーグ」のメンバーがネモ船長。
映画「リーグ・オブ・レジェンド」は彼無くしては語れません。
小説「海底二万哩」の主人公であるネモ船長はこの時代(1899年)には無い科学技術を駆使し、まだ誰も知らない
自動車や潜水艦「ノーチラス号」をメンバーに披露します。これらが無ければとても敵に立ち向かう事は
出来なかったでしょう。
超絶潜水艦「ノーチラス号」
劇中登場する潜水艦「ノーチラス号」は300mを超える超巨大潜水艦で、その形状は実に特徴的です。
刀剣をイメージした艦体は極端に幅が狭く、また異常に高い乾舷を持ちます。艦首の巨大な衝角は正に「剣」で
海面を切り裂く様に(しかも猛スピードで)航行するシーンはとても印象的でした。
上部甲板にはミサイルを発射させるVLSを装備、このミサイルでベニスの街を全滅から救いました。
艦橋部の下、両舷にある丸い装飾は探査艇になっており、裏切ったドリアン・グレイ(!)はこれで逃走します。
スクリューは2軸でこれまた特徴的なドリル型。他にも太陽電池を使用していたりする等かなりのハイテクぶり
を見せてくれます。
まるで宮殿の様な内部
ノーチラス号の内部は機関部などを除いて潜水艦らしからぬ内装ぶりで、
「白」を基調としたインテリアは外観に施された装飾と相まって、さながら宮殿か寺院のようです。
実際ネモ船長はインド人として描かれ、艦内に設けたカーリー神の像に祈りを捧げるシーンも。
また内部には6輪車の「ネモズカー」(カッコイイ!)を格納、こちらは大活躍の後スクラップとなります。
全編を通して割と出番の多かったノーチラス号ですが、ロンドン→パリ→ベニス→モンゴルと、
主人公達の移動手段としての役割が多かったのが少し悔やまれます。
悪の親分、モリアーティはモンゴルの奥地でこのノーチラスを量産していたのですが、残念ながら大海戦とは
いきませんでした。
WAVE゙製 プラモデル
2005年3月発売。ネモズカーに続いてのキット化で、特徴的な
外装の装飾もよく再現されています。1/700ですが完成全長は
44cmにも及ぶ為にボディが左右に加え前後にも分割されてい
て、この辺が作る時にチョット面倒くさそう(笑)
割高な感じもしますが、キット化してくれたこと自体は大変有
難かったので「お布施」致しました。 定価 ¥4400
完成写真!
雰囲気だけでも…(笑)
映画「リーグ・オブ・レジェンド」の評価に関しては
人それぞれだと思いますが、個人的には大好きです。
本作のノーチラス号のデザインは
かなり独特なのですが、一時期の海外SF潜水艦に
比べればかなり好感が持てるデザインだと思います。