登場作品:一発貫太くん(1977)
パッケージ
タカトク製 Zキャラクター
タカトクの合金玩具シリーズ「Zキャラクター」は
超合金&ポピニカのポピーに次ぐ商品点数と完成度を誇る。
中でも足掛け8年に渡って継続したタイムボカンシリーズは
ほぼ全ての主役側メカを商品化した事でマニアの評価も高い。
ホームランカーはタイムボカンと同じタツノコプロ制作のアニメ
「一発貫太くん」に登場する主人公の母親が運転する車で、
本来は商品になり難い存在なのだがこうして発売に至っている。
同時期に展開していたヤッターマン人気のお陰なのかも?
1977〜78年頃発売/定価:?円
SIDE VIEW
全長:約10.8cm
見ての通りトラックを改造した風体。
一家で少年野球チーム「戸馳(とばせ)ホーマーズ」を結成している戸馳家が
所有する車故か、そこ彼処に野球の意匠が施されています。
TOP & BOTTOM VIEW
向きの関係でルーフにある貫太くんの顔が逆さになっちゃってますが、
これはあんまり要らないですね(笑)
底部の造形は簡易的でタイヤはプラ製。この辺がポピニカとの差か。
両サイドのバットは取り外し可能です。
FRONT & REAR VIEW
野球の意匠が詰まった何とも楽しいフロント周り。
ウィンドはクリアパーツで座席やハンドルも再現されています。
大きなボール型の後部には監督であり母親でもある戸馳久美子のイラストが。
イラストの前にはクリアパーツがはめられています。
プロ野球選手だった父親は既に他界している為、女手ひとつでラーメン屋を営み
8人の子供を育て犬1匹(選手でもある)を養う。頼もしい母親だ。
モデルを見るとラーメン屋台トラックに見えますが、
確か劇中では普通の屋台だったか店舗だった様な…(うろ覚えですが)
ACTION
荷台右サイドのドアはスライド式に開閉可能。
本モデルのメインギミック。
ルーフを開けて穴に付属のボールを入れ、荷台左サイドのハンドルを回すと
ボールが打ち出される所謂ピッチング(バッティングか?)マシン。
※ボールは10個付属します。
付属のフェンスを左右に取り付け可能。
付属するボール紙製の野球版(画像左)を使って遊ぶ事が可能です。
あれ、貫太ってサードじゃなかったっけ?
↓パッケージ背面にある遊び方
こんな感じで楽しめる。合金玩具としては珍しいパターンですね。
↓バンプレスト製プライズ品の貫太くんとパチリ。
「一発貫太くん」は熱血スポコンアニメではなく、同じタツノコプロ制作の
「てんとう虫の歌」を引き継いだ笑いと涙の人情アニメだったのが良かった。