カバヤ製 食玩 宇宙連合軍
カバヤのプラモデル系食玩といえばスケール物ならビッグワンガム、キャラ物なら
ダグラム・ボトムズ等が有名ですが宇宙戦艦ヤマトが興したブーム以降、オリジナル
SF物も盛んに商品化していました。この「宇宙連合軍」もその1つで数弾に渡って
展開されており正確な発売時期や全ラインナップ等、その全容は把握出来ていません。
?年発売/定価:100円
SIDE VIEW
全長:約13.5cm
古風な帆船と松本アニメに登場する様な宇宙戦艦を融合したデザインですが基本的に艦の
前半分と後半分でスパッとデザインラインを変えるというやや豪快なものとなっています。
この辺の豪快さ・強引さを楽しめるかどうかがカギですね。
TOP & BOTTOM VIEW
前半分が分離出来るんじゃないかと思えますね。
艦体に対して小さな翼面積の主翼が少々頼りなさげです。
2連装の主砲が直列に2基、その後方に同じく2連装の副砲を並列に配置。
2番砲と副砲が若干窮屈なのが難点か。主砲の位置をもう少し前にずらすと良かったかも。
全体に走るモールドやバルジ類がソレっぽくて良い感じです。
FRONT & REAR VIEW
中々優雅なシルエット。箱画を見ると舳先はミサイルっぽいですね。
これだけの船体ならば真ん中にもマストが欲しかった処ですが主砲や艦橋といった
構造物が配置し難い事情もあったのかもしれません。
後部を見るとアルカディア号の様でもあり。主翼に緩い下反角をつけつつ
翼端を水平にするといったマセた演出がニクイですね。
宇宙を往く海賊帆船…イメージ的にはプレアスター+アルカディアなのかな?
建造前
100円キットとしては通常のプラモに負けないパーツ数を誇ります。
シールも付属しますが造形の方向性と合わないかなぁと思ったので今回は貼っていません。
ACTION
前方マストの後方にあるハッチが開閉可能。
巨大ミサイルが現れます…が、マストが邪魔ッス!
主砲旋回!
挿し込んでいるだけなので主・副砲を旋回させる事が可能です。
基本、敵に腹を見せながらの戦闘になりそう。
ディスプレイ台が付属
形状的にコレが無いと飾れません。細かな配慮が有難いですね。
強力ラインナップ!
本船は栄光の1番でパッケージに描かれる程この弾の‘顔’なのですが他のメカ同様
個別の名称は無く、ただ「宇宙海賊船」としか表記されないのが寂しかったり。
このシリーズのメカデザインは余所からパクッ…参考にしたものが散見されるのが
マニア間では有名なところで、この弾もガンダムっぽいものやら
ヤマトっぽいものやらがラインナップされています。
この辺を見るに発売は80年代前半ですかね。
↓再度アップで
80年代前半としては少々バタ臭いイラストかな?(宇宙海賊で主翼に日の丸てー)
★S.F超大作★の煽り文句も可愛い宇宙連合軍ですがストーリー等は敢えて表記せず。
この弾の主役・宇宙海賊船と宇宙連合軍の関係は…!?
ユーザーが脳内でイメージを膨らませて遊ぶといった趣向はとても楽しいと思います。