K100
登場作品:走れ!ケ-100(1973)
スカイネット(アオシマ)製 1/43ミニカー
スカイネットブランドでキャラ物ミニカーを地味に展開していたアオシマから
「走れ!ケ-100」に登場し、日本一週の旅をした水陸両用機関車が登場。
立体物としては放映当時にソフビ玩具が出ていたくらいだったので、ここへきて
精密スケールモデルとなって商品化されたのはチョットしたサプライズでした。
塗装違いで前期型・後期型の2種類がリリースされています。
2007年発売/定価:3500円
SIDE VIEW
全長:約7.9cm
何とも可愛らしいミニSLスタイルのケ-100。
炭坑鉄道用の機関車だったのを道路や水上を走行出来る様に改造したという設定で
実際に小型の水陸両用車をベースに製作されたそうです。
因みに展示のモデルは車体色が明るい前期型と名付けられたバージョンになります。
TOP & BOTTOM VIEW
半分近くがルーフなので上部のデザインは少々大人しめ。
6輪のバルーンタイヤは軽快に転がし走行が可能となっています。
FRONT & REAR VIEW
ボイラーの蓋を茶色としたのはデザイン的な勝負処。後期型では黒となり機関車感が
増しましたがキャラ性を演出する上では茶色でも決して不正解ではなかったかと。
リアにはスペアタイヤを装備する車的演出もあったりで何とも楽しいデザインです。
モデルは1/43のミニチュアカーというスタンスだけに造形の丁寧さが嬉しいですね。
ケ-100の可愛いらしさが充分に伝わってきます。
↑運転室内部も頑張って再現していますよ!
ACTION
本モデルには鉄道用車輪を装備した台車も付属していて付け替える事が可能なのですが
鉄道用車輪は台車に固定されていているので走行は不可となっています。
実際に付け替えようとしたのですがタイヤ台車が硬くて外せませんでした(泣)
下はパッケージにある説明文になります。
Nゲージで走行!
かなり無理くりっぽくはありますが、その意気やヨシ!
ただ河合商会は今年(2013年)操業停止に…(涙)
ディスプレイ台が付属
固定は不可ですが飾るには良いかも。
アクリルケースとかが付くと更に良かったかな?
後期型も発売してました。
ん〜、こうして見ると前期型より深い色の後期型も捨て難いですね。
色々と為になるパッケージ文
正直何で発売に至ったんだろ?と思っていたんですが
DVDボックスの発売に「ここぞ!」と合わせたのかもしれませんね。
ケ-100、愛い奴!
意思を持つ機関車・ケ-100。性格もスタイルも可愛い奴でした。
本モデルも非常に可愛く且つ精密に造形されており好感度の高いモデルとなっています。
ただ贅沢を言えば紋太のフィギュアが欲しかったですね。本モデルに紋太人形が加われば
現在も尚、日本中を旅している様な楽しい気分を味わえたのに…と思うと残念至極です。