DRAGONFRY
登場作品:科学少年J.Q(1965)
Jonny Quest (1964)
メビウスモデル製 完成品
海外のモデルメーカーも日本に負けじと懐かし系SF作品からの商品化が盛んで、
ポーラライツやメビウスモデル等からプラモ完成品モデルが次々とリリース。
このドランゴンフライもキット発売後に画像の完成品モデルが発売されました。
2015年発売/輸入参考価格:10584円
パッケージがとってもお洒落
本モデルはかなり変則的な台形型パッケージとなっているのですが、そのデザインワークは
UNICE( Unitized Neutronic Information Center )のモニター機器にドラゴンフライが
映し出されているというお洒落な態で、ウィンドウパッケージを覆う化粧紙もまたお洒落!
SIDE VIEW
全長:約31cm
主人公ジョニー達の移動手段である超音速機ドラゴンフライのシルエットはボディこそ
シンプルなれど、極端なまでに巨大化させたS字ラインの尾翼が何とも特徴的。
モデルはアニメに登場する機体を実機テイストでリアルっぽく立体化されています。
TOP & BOTTOM VIEW
尾翼同様に大型の主翼がその位置もあって遠目だとミサイルの様に見える上・底部。
モデル全体に施されたモールドはスミ入れ済みなので思ったより間延び感はありません。
底部には後述する付属のディスプレイ台用の穴が開口されています。
FRONT & REAR VIEW
主翼に付けられた極端な上反角がボディに対する大きさ以上に特徴的となっており、
機首にあるカナードにも主翼とは異なる角度で上反角が付けられています。
機首先端から突き出たアンテナ(というパッケージ表記)もまた本機の特徴。
モデルはこのアンテナの組付けがかなり不安定なので接着した方が良さそうです。
主翼&尾翼による大迫力のハッタリ感が半端無いリアビュー。
左右の翼端灯も彩色されているという拘りポイントに関心至極です。
コクピット&エンジン周り
コクピットパーツはクリア成型されており、それがキット版のセールスポイントにも
なってたんですが完成品版ではメーカー判断でクリア部品に黒塗り仕様となっています。
本モデルはノンスケールなのですが、コクピットを見ると1/250位…かなぁ?
このデカさに関らず意外と単発機であるドラゴンフライ。 インテークがあるという事は
ジェットエンジンで良いのかな? 余り目立ちませんが画像下・右の後部スラスターも
クリア成型&塗装による造型演出ぶりが見る者に好印象を与えてくれます。
見慣れると格好良く見えたり
60年代の海外アニメに登場するメカだけにブッ飛び度の高いデザインですが、
本モデルの様に丁寧に造型されるとそれなりに見えてくるもんだなぁ…と。
ディスプレイ台が付属
モデルには画像にあるお洒落なディスプレイ台が付属。
出来れば差し換えで劇中にもあったランディングギアも欲しかったところですが、
あっても極端なデザインなので駐機状態は相当不安定なものになりそう。
1996年のジョニーと
1996年に3度目のアニメ化を果たした「ジョニークエスト」。
CGを使った画作りに若干の違和感を感じつつもハジやレース等の面子はそのまま。
未見なんだけど玩具になってないところをみるとドラゴンフライは出てこないのかな?