ヒカリアンビッグワンダー
トミー:超特急ヒカリアンシリーズ
トミー製 プラトイ
アニメにもなったヒカリアンの98年重点商品はトミカやプラレールの
オリジナル展開商品に近いコンセプトで登場。
電動走行で自動的にレールを敷設する目玉ギミックよりもSFマインドを刺激する
ナイスなデザインワークに大きな魅力を感じるメカとなりました。
尚、正式名称は「ヒカリアンビッグワンダー」となる様です。
1998年発売/定価:3600円
SIDE VIEW
全長:約39cm
レール敷設メカであるビッグワンダーの足周りは前部に車輪、
後部にキャタピラを装備したマグマライザー方式。
トミーによるこの手のオリジナルメカはいつも本当に上手くデザインを纏め上げます。
TOP & BOTTOM VIEW
上部後方にはヒカリアン用のポートを装備してデザインに変化を持たせていますね。
基本巨大メカですがヒカリアン用大型キャノピーのせいで少々巨大感が薄れた感じに。
この辺が‘ワンダー’な部分だったりして。普段見えない底部はアッサリしていますが
モーター駆動するキャタピラは勿論ゴム製で前輪間に電池ボックスが配置されています。
FRONT & REAR VIEW
ライトを装備したドーザーブレードがカッコイイ前部。
もう少し派手にブレードが上下するギミックがあればもっとカッコ良かったんだけどなァ。
迫力のある後部も魅力的ですがシール処理が多いのが玉に瑕か。
ん〜カッコイイ!ヒカリアンのメカの中ではダントツに好きです。
シール処理が多いと書きましたが全体を覆うディティールもこのクラスにしては
頑張っているのかもしれません。(モデルはシールを貼った状態です)
ACTION
キャノピーが開閉してヒカリアンを乗せられます。
後部にある大型のカプラーアームが可動。
画像にある通り別売りのヒカリアンステーションを牽引可能です。
単2電池1本で走行可能。スイッチは左側にあり前後進の切り替えが可能です。
後部ハッチを開いて予め積んである折りたたまれた線路の端を床に置き、
スイッチを入れビッグワンダーを前進させれば次々にレールが敷設されます。
スイッチを入れレールを敷いていくビッグワンダーを見ていると「サンダーバード」に
登場した道路を敷設する巨大メカを思い出しました。オリジナルSFメカ玩具を作らせたら
他社に負けないセンスと技術を見せるトミー。タカラトミーとなった現在も
トミカやプラレール等でその魅力を堪能させてくれます。