登場作品:スターウォーズ
エピソード1/ファントムメナス
1999年、世界中のSFファンを熱狂させたスターウォーズが帰ってきました。
全ての始まりである‘エピソード1/ファントムメナス’は若き日のオビ=ワンと
後にダースベイダーとなるアナキンとの出会いを中心に22年前には無かったCG技術を
駆使して描かれた正にファンの為の映画であり、
今年(2005年)公開されるエピソード3で28年に渡るそのストーリーに幕を閉じます。
帰ってきたスターウォーズ
思えば83年公開の「ジェダイの復讐」以来実に16年振りに公開された待望の新作「ファントムメナス」、
ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。如何でしたか?面白かったですか?
スターウォーズってだけで手放しで楽しめる…と言えば確かにそうなのですが、個人的にはどうもイマイチな
感じがしました。求めるものが大きすぎるのでしょうか(笑)アノ頃の様に熱狂する事は出来ませんでした。
映画そのものは(内容は別として)ヒットしても、関連商品の売上げがかつての様にいかなかった事が最近の
世の中の事情を反映していた様に思えます。
個人的には「特別編」ではないオリジナルの旧3部作がフェイバリットであります。
スターウォーズに足りなかったモノが!
スターウォーズといえば「メカ」なんであります。
第1作目からその魅力は爆発しており、Xウィングやファルコン号等は今なお心に残るデザインです。
ご存知の通り旧3部作の中に登場するメカは本当に多岐に渡っていて先述の戦闘機や船(宇宙船)を始めとして
車(エアカー)やバイク、砂漠を移動する巨大クローラーや雪上を闊歩する巨大歩行戦車も印象強く登場。
その他にも多彩なドロイド達がスクリーンを賑わせ、幸せな事にその多くが玩具化されました。
現在もなお続く旧作の商品化。日本でもコレクターの数は多い事と思います。
…が!なーんか足りない。これだけ多くのメカが登場するのに「潜水艦」を忘れちゃあいませんか?
で、「ファントムメナス」でようやく登場したのがグンガンサブなのであります。(拍手!)
で、グンガンサブ
惑星ナブーに降り立ったクワイ=ガンとオビ=ワンは直後に知り合ったジャージャー=ビンクスに連れられて
トントン拍子でグンガンの水中都市に辿り着き、このグンガンサブを与えられます。
有機的なフォルムを持つグンガンサブはグンガン族からは「ボンゴ」と呼ばれ、彼らにとっては割と一般的な
乗り物っぽく描写されていました。
後方へ長く伸びたスクリューが外観上の大きな特徴で武装は施されていない様ですが、
表面はエネルギーシールドで保護されています。ここが「スターウォーズ」っぽいところですね。
登場時間は長くないのですが、原寸大のセット(部分的?)も造られた様でさりげなく存在感をアピールしてく
れます。DVDでは本編でカットされたグンガンサブのシーンも映像特典のひとつとして入っており、滝壺に落
ちて壊れるグンガンサブの最期を観る事が出来ます。
ガルーブ製 アクションフリート
公開に合わせて発売された商品で、このシリーズは非常に手頃
な大きさに加えて付属のミニ人形と絡めて遊ぶ事も可能という
優れたシリーズで、旧作のメカも含めて沢山のシリーズ商品が
発売されている。本流であるハズブロのベーシックフィギュア
&ビークルでは発売されなかったので純粋な玩具としては唯一
ではないでしょうか?他には展開するとディオラマになる物や
レゴ等がある。 日本での定価は¥2000
左舷
全長約17cm
底部の車輪で転がし走行可能。
上部および底部
エイの様なデザインである事がよく判る。
底部の車輪と連動して後部にある特徴的なスクリューが回転します。
グンガンの科学力は良く解りませんが、施された装飾を見ると
見かけによらず美的センスは高いと思われます(笑)
ナブーファイターやアミダラの宇宙船に見られた「のっぺり感」とは
差別化したかったんでしょうか。
前部および後部
前方から見ると随分複雑な曲面構成をしていますね。
コクピットハッチオープン!
付属のクワイ=ガン=ジンの人形を乗せられる。
スケール感は無いけれど、とても楽しいギミックです。
でも、ナゼか顔が左を向いちゃっています(謎)
劇中ではここにオビ=ワン&ジャージャーと3人で乗っていました。
付属のディスプレイ台
見え難いけど台には「STARWARS」のロゴ入り。
それにしても「スターウォーズ」で
潜水艇が登場するとは思いませんでしたねw
ジャージャー=ビンクスのキャラクターは
米でも不人気だったそうですが、ともあれ
グンガンのお陰でSF潜水艦が一つ増えました!