登場作品:科学忍者隊 ガッチャマンF(1979)
アートストーム製 EX合金
マニア向け合金玩具ブランドの1つであるEX合金では、これ以前にゴッドフェニックスを
始めとするオリジナルのGメカやニューゴッドフェニックスも商品化しており
ある意味、本モデルは満を持しての発売といった感のある商品でした。
画像左は画像右のパッケージの外側を覆う化粧箱になります。
後にカラーリング変更&ガッチャマン人形が付属したバージョンも発売されました。
2013年発売/定価:29800円
5機のGメカが合体!
画像をクリックすると各機の展示室へ入れます。
ユーナイト、ガッチャスパルタン!
合体形態に変形した各機が合体してガッチャスパルタンとなります。
SIDE VIEW
全長:約32cm
ガッチャ2以外の4機を直列合体させ、ガッチャ2を上部に合体させたスタイルで
尚且つ合体時のアウトラインをピッタリ合わせてくるというニクイ演出を見せます。
主翼部分を水平とし、底部のラインも後部に向かって広げてある辺りにも
ただのシンプルデザインに終わらせない奥深さを感じるデザインとなっています。
TOP & BOTTOM VIEW
上・底部のアウトラインもご覧の通りピッタリと。
デルタ全翼機といった感じですがデザインコンセプトはやはり紙飛行機なのかな?
劇中に於ける合体後の全体カラーリングはガッチャ1に準拠した赤白なんですが
当時の玩具同様、こちらの方が格好良く思えますね。
FRONT VIEW
ボディ部分も傾斜が付いておりピラミッド然とした感じに。
ガッチャ2と4にあるインテークらしき部位がモールド無しの塗装処理なのが少々残念。
モデルを見た限りでは然程大きな飛行機ではないと思うのですが
ランディングギア代わりのキャタピラが妙に重厚感を与えています。
サイドラインは非常にシャープなんですよね。
REAR VIEW
若干拍子抜けしちゃうくらいシンプル目な後部のディティール。
飛行機の尾部にテールランプがあるというのは一寸面白いかも。
末広がりなデザインなので角度を付けて見れば迫力がありますね。
頼むぜ、ガッチャスパルタン!
合体時のバランスの良さは最早芸術的と言えそう。
無機質になりがちな平面主体のデザインにヒーローメカっぽい意匠も組み込んだ
名デザインだと思うのですがその反面、分離状態に於けるパーソナリティの低下は
一目瞭然。 初めにガッチャスパルタンありき、なんですね。
ディスプレイ台&金具が付属
モデルには大型のディスプレイ台が付属。
また、各機のランディングギアを引き出す時などに使用する金具も付属します。
(画像左上)
角度は変更不可ですが安定感はバッチリです。
とりあえず遊んでみる
戦闘シーンのハイライトでガッチャマンフェンサーを構えた健が機体外に出て
ガッチャ1を分離…なんて展開があったのですが何かピンときませんでしたね。
で、分離後のガッチャ2〜5でソレっぽく遊んでみました。 お、悪くない感じ?
現代の玩具故、ミサイル発射!といったギミックは無いので
合体後は基本的に置物と考えた方が良いかも。
もうちょっと遊んでみる
ガッチャ1+3
ほぉ、まあまあ見れますね。
画像左下の様にランディングギアを活かす事も可能です。
ガッチャ2+4+5
お、これも中々良い感じに見えますよ。
ここで当時品を1つ
ポピー製 スパルタン発進セット
ピストル型のカタパルトからゴムでスチロール製のスパルタンを飛ばす玩具。
いよいよ紙飛行機な訳ですがカタパルトの造型が基地を模しているのが高ポイントです!
1980年発売?/定価:850円
今日も大空駆け巡る!
EX合金ガッチャスパルタンはほぼ文句の無い出来の良さ!
合金使用率の高さからくる重量感や、それに負けない合体時の安定感がとても心地良し!
今時流行の‘フィギュア造型'ではありますがラチェット機構や樹脂キャタピラなど
所々にチラチラっと見える玩具らしさに嬉しさも感じます。
例によって高額商品ですが当時品のプレミア値を考えるとホントに有難いアイテムだ!