ファイアーボール XL-5

登場作品:宇宙船XL-5(1962

 

スティーブ・ゾディアックはロボットの副操縦士ロバートやマシュウ、ヴィーナスらと共に

世界宇宙パトロールが誇るXL艦隊所属のXL-5号で今日も宇宙へ飛び立つ!

 

 

 

 

アオシマ製 新世紀合金

コナミ製 食玩 SFムービーセレクション

画像左は新世紀合金シリーズとして発売された英・エンタープライズ社の製品。

同時期にスーパーカーも商品化されておりオールドファンには嬉しいシリーズです。

画像右のコナミ製食玩は謎の円盤UFOに登場したS.I.D.とのセットによる

‘プレミアムパック’として販売されたもので、XL-5かスペース1999に登場する

レスキューイーグルのどちらかが封入されています。

 

2005年発売/定価:9800円(新世紀合金)

2003年発売/定価:500円(SFムービーセレクション)

 

 

以下2つのXL-5を比較形式でご紹介!

基本的に画像上が新世紀合金版、画像下が食玩版になります。

 

SIDE VIEW

全長:約26cm(新世紀合金)/約11.8cm(コナミ食玩)

60年代らしいシンプルなデザインが大きな魅力のXL-5

所々に細かい差異があるのは両者が異なる撮影用プロップを元にしている為。

 

劇中に於ける全長は推定で125.7mとのデータが1993年当時の資料にあったのですが

新世紀合金のパッケージを見ると91.44mとなっていました。これに準じると

新世紀合金は約1/351、コナミの食玩は約1/802スケールといった感じになります。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

上・底部それぞれ左側が新世紀合金、右側がコナミ食玩。

両者共に先端のコクピットやその後方にあるサブコクピットにもクリアパーツを使用。

底部には付属するディスプレイ台を取り付ける穴が見えます。

 

 

FRONT & REAR VIEW

こうして同じ様なサイズの画像にして並べて見ると食玩版の出来の良さが伺えますね。

小型モデルなれど新世紀合金に負けていません。

 

 

円筒形のボディに翼を付けただけと言えなくも無いスタイルなれど

ここまで優雅に且つ格好良く見せるのはセンスの賜物でしょうか。

 

後部に迫力を持たせるというセオリー通りのデザイン。

鮮やかな色彩の新世紀合金に対してシブめカラーの食玩版。どちらも魅力的です。

 

 

ファイアーボールJr.発進!

ファイアーボールJr.と呼ばれる先端部が劇中通り分離可能!

惑星に着陸する時などで使用され本体部は軌道上で待機しますが本体ごと着陸する事も。

新世紀合金は接合部にマグネットを使用。連絡用通路のモールドも確認出来ます。

コクピット内部も再現

左側の座席にはスティーブ、右側にはロバートの姿が見えます。

 

 

食玩版も発進!

全長:約2cmの小さなJr.ですが中々の完成度。

後部のディティール&側面の文字色が新世紀合金と異なりますが

これもそれぞれが参考にしたプロップに則したものとなっています。

劇中では側面のパネルが開きミサイルを発射していました。

 

 

2ショットで

プロポーションやギミックの点ではそれ程差の無い両者。

サイズと質感(重量感)に勝る新世紀合金はヘビーユーザー向けかな?

 

 

新世紀合金のディスプレイ台は本体重量があるだけにシッカリとしたものに。

↓内箱には素敵なイラストが描かれています。

 

 

ファイアーボールXL-5発進イメージ図

基地であるスペースシティから発進する時は補助ブースターを付けてレール上を疾走。

仰角を付けたレール先端部からブースターを捨てて飛び立ちます。

確かテッカマンのブルーアース号も似た様なシステムだったかと。

 

 

当時は白黒放送だったのでこんな感じでパチリ。

日本での放映は1963年にフジテレビ系で放映されたのですが配給元だった

太平洋テレビが早々に倒産した為、本放送以外には再放送が1回だけだったそうです。

OP&ED(原語版)がとても良い感じなので全話見てみたいと思った作品の1つです。

 

 

 

 

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