コパーヘッド

COPPERHEAD

登場作品:劇場版 ファイナルファンタジー(2001

FINAL FANTASY The Spirits Within

 

最高速度:720km/h(巡航速度:675km/h)/航続距離:2200km

(劇中設定より)

 

 

 

 

バンダイ(アメリカ)製 プラトイ

 

世界初のフルCG映画という触込みで公開された「ファイナルファンタジー」で

戦闘小隊‘ディープ・アイズ'が使用していた飛行メカがバンダイアメリカより商品化。

米国での公開が先だった為か商品も米国で販売後に日本でも発売という流れでした。

 

なので、商品パッケージは米国版に日本語ラベルを貼っただけのものとなっています。

 

2001年発売/定価:2700

 

 

SIDE VIEW

全長:約20cm

 

主翼端に設けたエンジンの向きを変える事で垂直離着陸を可能としたVTOL機。

躍動感ある「へ」の字型の機体は本機の大きな特徴となっています。

 

元は輸送機だったものを武装強化、戦闘能力を向上させたという設定ですが

劇中でコパーヘッドが直接的な戦闘行動を採るシーンはありませんでした。

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

機体中央にも推進用エンジンの姿が見えますね。

モデルは機体各部に走るモールドも気持ち良く、実に真面目に造型されています。

 

 

FRONT VIEW

 

全体的にはヘリのイメージですかね。 モデルでは主翼がほぼ水平に設置されていますが

劇中だともう少しV型っぽく上方に角度が取られているので少々印象が異なります。

 

キャノピーにはクリアパーツ使用で質感アップに貢献。

また外装から出ている細かな部分も丁寧に再現されており精密感も高めとなっています。

 

 

攻撃性を演出しているかの様な昆虫的シルエット。

モデルの機体右側にはビスが見えますが玩具という性質上、致し方無しですね。

ただビス穴で文字が切れているのにはもう少し配慮があっても良かったかと。

 

 

 

REAR VIEW

 

先にプラトイと表記しましたが、かなりの部分PVCが使用されており、

感覚的にはMS・イン・アクションといった感じ。 PVCは部品の弾力性を利用出来る

部分がある半面、歪みが生じ易いというマイナス面も。 モデルも尾翼にその影響が…

 

 

ふむ、デザイン的にもモデルの造型的にも中々密度の高いメカですね。

また様々な角度から見てもちゃんと画になるフォルムの良さも誇っています。

 

 

 

ACTION

主翼端のエンジンから後方に伸びる着陸脚(兼整流板?)は左右に可動します。

 

 

尾翼も可動

画像の様に左右個別に可動させる事が出来ます。

 

 

ホバリング〜着陸準備!

左右のエンジンは主翼を軸に360度回転可能。

着陸脚の先には車輪があり、カバーを展開させれば着陸準備完了です。

 

 

着陸!

う〜ん、益々生物的なイメージ。

ただ劇中での着陸姿勢とは異なっているんですよねぇ。

劇中では機首底部にも車輪があり、両側の着陸脚もエンジン側に収縮する事によって

4点で着地するのですがモデルは構造上、画像の様なスタイルに。

 

 

各ハッチが開閉可能!

 

機首下部は搭乗用、その後部左右のハッチは格納用で

設定では10人程の兵士を運用可能だそうです。

劇中では敵であるファントムを誘き寄せる囮用ブイを投下するシーンがあるのですが

格納用ハッチよりも後方にあるハッチから投下していた様です。

 

 

回収用ロープが付属

 

長短2本の回収用ロープ(説明書記述による)が付属しハッチ内に取付け可能。

付属の人形を傍に置けば雰囲気のあるディスプレイが可能に。

これは劇中に無いモデルオリジナルギミックになります。

 

 

キャノピー開閉!

 

キャノピーを開ければ内部にはコクピットも再現されており、付属のパイロット人形を

着座させる事も可能です。 キャノピー越しに見えるパイロットがイカス!

(乗込み時にはコンソールを引き上げます)

 

 

人形は4体付属!

左の2体はディープ・アイズの隊員で身長は約2.1cm。

両脚の付け根が1軸で可動、これによりコクピットへの着座を可能とします。

肩が赤い方は隊長のグレイ・エドワーズでアキ・ロスの恋人だったりします。

 

その右がシド博士、一番右が主人公であるアキ・ロス(女)になりますが

残念な事にシドとアキは無可動となっています。

それにしてもアキ、髪は黒いわ逞し過ぎだわで…誰?な感じ(泣)

 

 

ディスプレイ台も付属

 

画像のスタンドにより飛行・着陸、両形態でディスプレイ可能に。

 

 

日本版オリジナルステッカーも!

 

有難い事に画像の様な使用法に悩んじゃうステッカーも付属します。

 

 

勿体無さ過ぎる…

コパーヘッドのデザインワークは素晴らしく玩具の方もガルーブ社のアクションフリート

を思わせるミドルサイズのプレイセットスタイルでノボ的には大いに満足なんですが

登場した作品の評価がアレだった為か闇に葬られた感がありますね。

コパーヘッドの扱いもイマイチだったし…

 

「ファイナルファンタジー」のフィギュアというと、

その後に主軸であるゲームのキャラやメカが色々と発売されましたが

コパーヘッドの様なセンスのメカ(と玩具)には未だ巡り合えていません。

 

 

 

 

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