登場作品:サンダーバード(1965)
パッケージ
コーギー製 ダイキャストカー
放映当時に英国で発売されていたディンキー製のモデルを彷彿させる
ギミックと大きさで2003年頃に発売、
日本国内でも国際貿易により輸入販売されていました。
SIDE VIEW
全長:約15cm
過去何度と無く商品化されその度にメーカー独自の解釈で立体化された
FAB1ですが、その基本シルエットは何年経っても古さを感じさせない、
且つ気品に溢れた名デザインです。
このコーギー版もボディ側面は中々上品なのですが、
まるでトラックみたいなホイールが大きな減点ポイント。
海外のミニカーにはボディは良いのにタイヤ&ホイールでガッカリさせられる
ケースがちょくちょく見られます。
TOP & BOTTOM VIEW
ロールスロイス故、ボンネットはクラシカルさを演出するものに。
運転席が車幅の中央にあるのはFAB1の大きな特徴と言えますね。
シャーシもダイキャスト製で一応ダルなモールドが入っています。
2000年前後でしたか、サンダーバードの版権が一寸混乱していた様ですが
ここではITCとなっています。
FRONT &
REAR VIEW
ロールスロイスのエンブレムも眩しいフロントグリル。
流石最近の商品だけあって細かいマークの印刷も良好です。
他にもクリアパーツを使用したヘッドライト等も高ポイント!
リアは若干幅が狭いという印象を受けますが、これはディンキーや
イマイのプラモの印象が強いからでしょうか。
ACTION
ディンキー譲りのルーフスライドギミック。
フロントウィンドウとの‘合い’も良好です。
ペネロープ&パーカーのフィギュアもガンバった造形で魅せてくれるのですが
ペネロープがドアにもたれる様に接着されているのでチョットお疲れモードに。
(これは個体差アリか)
これまたディンキーそっくりの前後ミサイル発射ギミック!
前後それぞれボディに上からテンションを掛ける事で発射可能となる。
前部の大型弾は2発、後部の小型弾は6発付属。
バンダイ製 キャラウィール
全長:約7.5cm
マテル社との提携で登場したこのシリーズ、
小さいながらも中々気合の入った完成度を見せてくれます。
このFAB1もプロポーション等、大変よく研究されています。
2001年発売/定価:600円
マッチボックス製 ミニカー
全長:約8cm
日本では70年代、80年代と定期的にブームが起き、その度に
新商品も出るサンダーバードですが本国イギリスでは92年にブーム到来、
再放送などで火が付き遂にマッチボックスから1、2、3号、FAB1の
ダイキャストモデルとそれらで遊べる秘密基地‘トレーシー島’等が発売されました。
このFAB1を始めとするダイキャストモデルは同時期ブームだった日本でも
バンダイが輸入、バンダイ製品として市場に出回っていました。
画像は英国BBC限定セットのものですが中身は単品売りと変わりないようです。
1992年発売
‘PARKER WELL DONE.’
ダイキャスト製ミニカーという括りだけでみても
ディンキー、マッチボックス、コーギーの3社を押さえ、日本でも永大や
バンダイと多くのメーカーからモデル化されたFAB−1。
ポインター、マッハ号…60年代の劇中車というのは名車が多いですね。