ネルフ官用車
登場作品:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009)
タカラトミー製 ドリームトミカ
順調にラインナップを伸ばすドリームトミカの2015年1発目(の1台)に選ばれたのは
劇中でミサトとアスカが乗っていたネルフ仕様のコスモスポーツ。
庵野監督の「帰ってきたウルトラマン」リスペクトが伺える1台であります。
2015年1月発売/メーカー希望小売価格:700円+税
SIDE VIEW
全長:約7cm(1/60スケール)
所謂コスモスポーツなのでドアのマーク以外は至ってノーマル。
通常シリーズのトミカと共用のホイールが使用されているのが少々残念なところ。
ドリームトミカで専用ホイールってのは難易度高いのかなぁ?
ドアのネルフマークをアップで→
1971は本車の車番であり「帰マン」の放送年だったりします。
TOP & BOTTOM VIEW
ボディに走る赤いラインはやはり「サーキットの狼」のイメージなんでしょうか。
モデルではボンネットのエンブレム等と共に丁寧に印刷されています。
底部を見ると‘コスモスポーツ'とメイド・イン・ベトナムの刻印が。
FRONT & REAR VIEW
クリアパーツが使用出来ない場合のヘッドライトの表現方法は本モデルの様に
銀で塗装というのが一般的なのですが、そろそろ新しい表現方法が欲しいところです。
バンパーは前後共に金属地で表現。 前後のウィンドウ枠も銀で塗装されています。
全体の造型は可も無く不可も無くといった感じなのですが…割高感が拭えないかも。
ACTION
左右のドアが開閉可能。 室内も一応再現されています。
最近はドアが開閉しないトミカが多いので嬉しいギミックですね。
コスモスポーツのキャラ物トミカと言えば
画像右は2004年に復刻された「帰ってきたウルトラマン」に登場するマットビハイクル。
今回のネルフ官用車は金型流用製品だとばかり思っていたのですが…見てビックリ!
何と以前のコスモスポーツとは完全に異なる新型モデルだったんですね。
因みにマットビハイクルの定価は2004年当時で500円(+税)でした。
以下で2台を比較!
SIDE VIEW
ほぉ、こうして見ると大分違う造型ってのが解りますね。
NERV官用車はマットビハイクルに比べて肉厚っぽいスタイルとなっています。
また、プレスラインに代表されるディティール類も甘くなっている様な…。
TOP & BOTTOM VIEW
上部のアウトラインもマットビハイクルの方がシュッとしていますね。
ディティール面ではフロントウィンドウの前にあるスリットの表現に明らかな差異が。
底部の刻印を見るとどちらも1/60ですがマットビハイクルは中国製となっています。
FRONT VIEW
NERV官用車は全体的に曲面の度合いが強いので、やや平面的なマットビハイクルに
比べるとコスモスポーツ度は高いかも? またフロントウィンドウには
マットビハイクルには無いルームミラーがモールドされています。
REAR VIEW
側面同様、肉厚感が強く出ているNERV官用車。
MAZDAの文字やテールランプの縁などのプリント面ではマットビハイクルに軍配が。
尤もNERV官用車はマツダ・コスモスポーツという訳ではないのかもしれませんが。
またマットビハイクルのバンパーは塗装処理で側面の長さも異なっています。
ラインナップと品質は慎重にお願いします
コスモスポーツのトミカとして見た場合はマットビハイクルの方が若干優っているかな?
それにしても今回のNERV官用車の為に新金型にしたのか、マットビハイクル発売から
10年の間の何処かで新金型を造ったのか…いずれにしても今後コスモスポーツのトミカが
出る場合は今回のNERV官用車で使用した金型がベースとなるんでしょうね。
ってゆーか、テレビ版でミサトが乗っていたルノーが欲しいんですけど!
ドリームトミカには第2のキャラウィールになって欲しいと切に願うッス。
そうだ、基地へ行こう