E.T.の
宇宙船

登場作品:E.T.(1982

 

 

 

 

トイザらス製 プラトイ

映画「E.T.」は公開20周年を向かえた2002年に「特別篇」を公開。

それ合わせかトイザらスが主体となってフィギュア類を中心に玩具展開されました。

フィギュアを他のフィギュアや乗物等に近づけると内臓回路が作動してセリフを

喋ったり光ったりする‘インタラクティブトイ’であるのが面白いところです。

日本国内のトイザらスでも展開されていたので比較的入手し易かったと思います。

 

2001年発売/定価:?円

 

 

FRONT,SIDE & REAR VIEW

全高:約22cm

 

かなり簡略化されていますが劇中に登場する宇宙船を再現しているのが判る機影。

劇中ではほぼ球体なのですがモデルはフィギュアで遊ぶプレイセットとして

割り切った造形をしており、後部はバッサリとアレンジが入っています。

 

↓パッケージ裏面の劇中写真と。

まぁ、こんなもんです。

劇中での感じでは直径1520mくらいかな?

 

 

TOP & BOTTOM VIEW

頭頂部に3つある小型ドームは後述のギミックと連動して点滅する関係上、

クリアパーツが使用されているのですが光ギミックとは関係ない本体上部にも

クリアパーツが使用されているのが見た目的に良い演出となっていますね。

底部には電池ボックスがあり単4×3本を使用します。

 

 

E.T.人形が付属

商品には身長:11.5cmのE.T.が付属。勿論宇宙船とのスケールはバラバラです。

E.T.のお尻には電池ボックスがあり、ボタン電池LR44×3を使用。

右腕を動かすと指が光り「E.T. Phone Home」、左腕を動かすと「Be Good」、頭を動かすと

El-li-ott」と喋り胸が光ったりもします。面白いのは別売りである他キャラクターの

人形を近づける事によっても喋りだすところで、これが本シリーズの売りとなっています。

 

E.T.の左手の平には磁石が埋め込んであり、

これによって宇宙船に搭載された各種ギミックを起動させる事が可能となります。

 

 

ACTION

E.T.の左手を宇宙船の正面に近づけると前面のドアが左右に開き搭乗ランプが

前方へスライド、上部のライトが点灯し宇宙船本体よりセリフが発せられます。

底部の小さなレバーを操作すればE.T.を介さなくてもドアを開く事が可能です。(画像左)

本体右側には四角いボタンがあり、パッケージの外からギミックを楽しめる

所謂‘TRY ME’仕様なのですが本モデルは調子が悪いのか作動しませんでした(画像右)

 

 

内部の植物園?も

左右にある黄と赤の花にE.T.の左手をかざすと画像右の様にライトが点滅し

例によって宇宙船本体よりセリフが発せられます。

床面にはE.T.を固定するピンがあるので確実なディスプレイが可能です。

 

 

背部も展開

画像左にある様に宇宙船背部にもギミック起動ポイントがあり

E.T.の左手を翳すと画像右の様に背部のランプがセリフと共に展開します。

説明書によるとこの背部のランプは他のプレイセットと連結させて遊ぶそうです。

成程、そう考えると宇宙船背部のデザインが正面と異質っぽいのも納得がいきます。

 

 

20012002年当時の商品群

色んな小物が付いた上段中のシリーズが面白そう。

 

 

いーてぃー おうちー でんわー

映画「E.T.」は植物研究の為に訪れた地球で単独行動したが為に仲間に置き去りにされた

オッチョコチョイな宇宙人と地球人の子供が友情を深める話…なんて説明は全く不要な

程の大ヒット作な訳ですが、子供が森で異形なモノと出会い交流するパターンは

日本でも「トトロ」なんかで充分馴染みのあるものですね。

 

物語の前半では主人公エリオットの母親以外、大人の顔は映さない事で

子供の世界のお話である事を強調するというのは如何にもスピルバーグっぽい演出。

E.T.」が大ヒットしたのはSF映画でなくファンタジー映画だったからなんですね。

 

 

 

 

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