1号〜4号
登場作品:ウルトラマンコスモス(2001)
バンダイ製 コアモジュールシステム
テックサンダーセット
小型飛行機の前後にパーツを付け大型機とする同作のメインメカの商品で、2種類の
前後パーツにより4種類の機体パターンが楽しめます。モデルにはダイキャストが
ふんだんに使用されているのですが「ポピニカ」の銘は与えられませんでした。
2001年発売/定価:3300円
コアモジュール
コアモジュールシステムの核となる小型飛行メカで大型機の緊急脱出ポッドにもなる。
全長:10m/全幅:8m/乗員:3名/最高速度:マッハ3
(劇中設定より)
SIDE VIEW
全長:約7.7cm(約1/130スケール)
これは単独で飛行可能なフライトモードと呼ばれる形態ですが、航空機としてのデザイン
アピール度は低め。飽くまでコアメカとしてのデザインを優先したといった感じです。
TOP & BOTTOM VIEW
上部は円形、下部は角型のボディ構造。
隙間恐怖症なのかと思えるほど細かな所にもモールドが施されています。
FRONT & REAR VIEW
前部のインテークや後部の推進器など飛行メカとしての記号は一応盛り込まれていますね。
個人的には左右の円形部分の下から翼が展開出来れば印象がガラッと変わって良い感じに。
合体モード(ロングノーズ)
機首を伸ばし垂直尾翼を収納後に左右の円形部を閉じると合体モードに。
これを前後に挟み込む様にパーツを装着して大型機となります。
画像下は1号機となるべくA1パーツ(機首側)とA2パーツ(主翼側)。
超高速機動型テックサンダー1号
全長:28m/翼長:26m/乗員:3名/最高速度:マッハ7
NO.1のスピードを誇る超高速機タイプ。偵察、監視用メカ搭載。
抑制弾、ネットミサイル等を装備。
(劇中設定より)
SIDE VIEW
全長:約21.5cm(約1/130スケール)
ティガ〜ガイアまでの戦闘機は玩具色が強くて航空機として見ると一寸アレかなぁ…
と思っていたんですが、このテックサンダー1号は中々航空機然としていて好印象です。
TOP & BOTTOM VIEW
アウトラインは航空機として非常に安定したものとなっています。
上部はコアモジュールの円形部が良いアクセントに。
底部には垂直離着陸用スラスターも装備されています。
FRONT & REAR VIEW
推進器を搭載していると思われる主翼は結構肉厚。
コクピットを基準に見ると全長28mの大型機というのを実感します。
機首両サイドにある武装部分がインテークを兼ねているのかな?
リアは斜めにレイアウトされた4枚の尾翼が特徴的です。
ランディングギア展開!
収納されていたランディンギアを引き出せば転がし走行が可能に。
合体モード(ショートノーズ)
ロングノーズだった機首を引っ込めればショートノーズに。
これにB1パーツ(機首側)とB2パーツ(主翼側)を装着すれば2号となります。
救助・保護機型テックサンダー2号
全長:20m/全幅:翼長:16m/乗員:3名/最高速度:マッハ3
怪獣保護や救助活動に適した保護機タイプ。レスキューネットや消化弾発射装置等を搭載。
(劇中設定より)
SIDE VIEW
全長:約18.2cm(約1/110スケール)
1号と比べ小型の2号。コアモジュールと1号はスケール的に大変近かったのですが
2号を構成するBパーツは若干オーバースケールに。
玩具とはいえ折角なんだからここは合わせて欲しかったなぁ。
TOP & BOTTOM VIEW
大型→小型、赤→青、角型翼→円形翼…といった感じに
1号とは意識的に変化を付けているのが解る上・底部。
FRONT & REAR VIEW
機首のインテークや後部のノズルを見るに1号とはエンジンが異なる様です。
個人的にはコクピット両サイドにあるV字の安定翼が一寸煩さげ。
イメージ的にはウルトラホーク3号かな?展示しているモデルは実は中古機で
シールが欠品していました。本来は垂直尾翼横にEYESのマークが入ります。
2号もランディングギア展開可能!
1号と同様に転がし走行が可能です。
大型支援機型テックサンダー3号
A1パーツとB2パーツを装着しB2パーツの円形翼を左右に展開すれば3号の完成。
円形翼を展開する事でバランスが整い1号に負けないバランスの良さを誇ります。
全長:28m/翼長:20m/乗員:3名/最高速度:マッハ4
1号機と2号機の機能を搭載された万能支援機タイプ。
小型発信機‘マーカーショット’等も装備。(劇中設定より)
モデルの全長は約21.2cm(約1/132スケール)
小型高速機型テックサンダー4号
B1パーツにA2パーツを装着しA2パーツの水平尾翼を左右に展開すれば4号の完成。
ショートノーズに幅広な主翼と若干アンバランスなデザインですが1号以上に複雑と
なった尾翼周りは中々魅力的。これを‘余り物デザイン’と言うのは言い過ぎかな(笑)
全長:20m/翼長:26m/乗員:3名/最高速度:マッハ4
スピードも有り、救援メカも充実している小型万能機。
モデルの全長は約18.5cm(約1/108スケール)
コアモジュールシステム
然程目新しいシステムではないのですがアイデア自体は秀逸だと思います。
シリーズはこの後テックダイバーやテックスピナーと展開していくのですが
出来ればもう少しデザインの幅を広げて欲しかったかな?テックサンダーであれば
ローター機や完全な円盤機、或いはシェパードを運ぶ輸送機っぽいのがあると
更に魅力的なシリーズになったと思うのですが…。
他のEYESメカも!