登場作品:ウルトラマンコスモス(2001)
パッケージ
ユタカ製 プラトイ プラメカシェパード
ウルトラマンコスモスに於いてもダイキャストを使用した玩具が
バンダイから発売されたのですがポピニカの名は冠せられず、
また防衛組織の車両であるこのシェパードもキャラウィールでの
リリースに留まり、そこそこのサイズを持った玩具は画像にある
系列会社のユタカから発売されました。
2001年発売/定価:980円?
SIDE VIEW
全長:約15cm
ユタカ製プラトイはバンダイ玩具の廉価版的なポジションの商品なのですが
その完成度は侮り難いものがあり、低価格の枠ながらも豊かな企画力と構成力で
マニアの人気も結構あるシリーズです。
ここで紹介しているシェパードはその頂点と言っても良い出来で
ボディの形状を始め、実車に則したデザインのホイールにはメッキ処理。
チームEYESのマークもシールではなく印刷処理と、高ポイントの目白押しです。
TOP & BOTTOM VIEW
ウィンドにクリアパーツは使用されていませんがブルーやオレンジのラインは
ボンネットのマークと共に美しく印刷されています。タイヤはポリ製。
FRONT & REAR VIEW
ヘッドライトとルーフのパトランプにはクリアパーツを使用で質感良し!
これは後述にあるギミックにも関係しています。
スタイリングの再現度もこのクラスにしては上出来なレベルです。
テールランプにも半透明のクリアパーツが使用され更にひと手間掛けています。
右サイド後方にある給油口のモールドもバッチリ。
ベース車はホンダのハイブリッドカー‘インサイト’。
あまり街中で見かけませんでした。値段が高かったのかな?
更なる見所としては…↓
ルーフのアンテナやリアのワイパーも樹脂パーツで再現。
サイドミラーは内側のミラー部分にも見た目的な配慮が。
ACTION
本モデルはプルバックで走行可能なのですが、それ以外にも単四電池×2使用で
走行しながらヘッドライト点灯&パトランプ点滅が可能となっています。
面白いのはプルバックモーターをセットすると(後輪を後方に回転させると)
自動的にライトのスイッチが入るところで、暫くすると自動的に消灯します。
ただ惜しむらくはヘッドライトもパトランプも黄色に光ると言う事で、
折角ヘッドライトに無色透明、パトランプにクリアブルーを配したのが
台無しになってしまっています…玩具的配慮だったのかなぁ?
バンダイ製 キャラウィール
全長:約6.5cm
「1軍」であるバンダイが発売したのはコレ。
キャラウィールとしてはリアルタイムでのリリースになりました。
出来の方は‘キャラウィールのスタンダード’な感じです。
2001年発売/定価:600円
2ショットでパチリ…つか、負けてっぞ?バンダイ。
バンダイ関係は組織改編が激しいらしくて、長く展開していたユタカの
小型プラトイもこの後に復活したポピーブランドに移行〜展開。
2007年の「仮面ライダー電王」の小型プラトイに於いては
更に系列のプレックスに移行した様です。