&ヘルメットワーム
登場作品:Project BLUE 地球SOS(2006)
【プロジェクトブルー 地球SOS】
アミューズソフトエンタテインメント製 DVD
Vol.1初回限定生産 彩色済みメカモデル・ボックスアート版
小松崎茂原作の「地球SOS」を下敷きにアニメ化した「Project BLUE 地球SOS」に
登場する対バグア遊星人用の戦闘機がDVDの特典として立体化されました。
ボックスアートには梶田達二氏が起用され、さながら往時を賑わせた
SFキャラクター物のプラモデルを想起させる仕様となっています。
因みに箱画は後述する追加のG放電装置を付けない初登場ver.での作画となっています。
2006年8月25日発売/定価:7140円
SIDE VIEW
全長:約16cm
バグア遊星人のメカに対抗出来る唯一の機体として颯爽と登場したスカイナイトの
基本的なラインは作品の世界観に倣って1950〜60年代のジェット戦闘機然としたものに。
モデルの材質はABSを基本としながらもPVCも多用されているので
部品の歪み具合が結構目立ったりするのが残念な点です。
TOP & BOTTOM VIEW
主翼に取り付けられたミサイルの様なものは対バグア遊星人用兵器である‘G放電装置’で
機体前方に発射後、先端が展開して放電攻撃をします。また機体に装着した状態で
放電する事も可能な様です。モデルはフル装備状態で立体化されていますが
残念ながらG放電装置を取り外す事は不可となっています。
FRONT & REAR VIEW
作品世界では‘G反応機関’なる動力源が普及しており、スカイナイトはこれを応用した
G反応ジェットエンジンを機体に2基、垂直尾翼上部に1基と合計3基搭載しています。
機体色のシルバーも良い感じでレトロフューチャー感を演出していますね。
機体に走るモールドも嬉しいのですがPVCパーツの表面処理が甘い部分も。
↓キャノピー内にはパイロットの姿も。 ノンスケールモデルですが1/144くらいかな?
大小8基も搭載しているG放電装置が若干煩いかな?…とも感じますが
迫力あるリアビューを演出するのに力を発揮している様です。
メイド・イン・迷宮機関
秘密組織である迷宮機関によって製造されたスカイナイト。
作中の主役メカですが派手さの方向性を懐古・保守的な方面に舵を切ったそのデザインは
作品世界によくマッチしており、やや地味ながらも格好良く纏まっていると思います。
ヘルメットワーム
アミューズソフトエンタテインメント製 DVD
Vol.4初回限定生産 彩色済みメカモデル・ボックスアート版
DVD Vol.4の初回限定生産版に封入されたのは敵メカであるヘルメットワーム。
Vol.1同様にプラモ的パッケージでしたが本館所蔵のものは中古故、特典のみでした。
2006年11月24日発売/定価:7140円
SIDE VIEW
全長:約12.3cm
敵であるバグア遊星人の巨大宇宙船からワラワラと飛び立つヘルメットワーム。
既存の兵器による攻撃を受け付けない防御力と強力な攻撃力を有します。
TOP & VOTTOM VIEW
カブトガニの様なシルエットをした機体は異星人臭がプンプンして良い感じ。
設定では重力制御で飛行するらしいです。
FRONT & REAR VIEW
三つ目の様な機首が悪役度を上げていますね。
基本的なデザインは小松崎茂氏の絵に基づくものと思われます。
上部のモールドや後部の排気管?を見るとスチームパンクっぽさも感じたり。
モデルの造型はスカイナイト同様、特典としては可も不可も無い出来となっています。
それぞれにディスプレイ台が付属
DVDの特典としては結構大きめなサイズが個人的に◎!
もう少し造型に拘ったモデルも欲しいところです。
DVD!
画像は先述のVol.1初回限定生産版にセットされているDVDのパッケージ。
肝心な内容は、というと…折角の題材を活かしきれていない感じが拭い切れません。
ビジュアル・動き・声・音楽などに現代のフィルターなんか掛けず、
あらゆる面に於いて徹底して当時の空気を再現する方向で制作する事にこそ
「地球SOS」をアニメ化する意味があるのでは?…と考えます。