Cars / Dash Car
登場作品:カーズ(2006年/劇場用映画)
Cars
エフトイズ製 食玩 ダッシュカー
パッケージサイズ/縦:約12.8cm×横:約7.6cm×厚:約5.0cm
「トイ・ストーリー」で有名なピクサー製作のディズニーアニメ映画「カーズ」は擬人化
された車達が織り成す王道ストーリー。 ディズニーって事でご多聞に漏れず商品展開は
幅広いもので、トミカに至っては本国以上の展開規模じゃないかと思えるほど。
ここで展示するのは造型に拘りを見せるエフトイズの食玩でチョロQよろしくプルバック
ゼンマイによる走行が可能、付属のアイシールを貼れば眼の表情を変える事も可能です。
良く出来ているんですが箱サイズに対して中身が妙に小さいのがなぁんか気になったり…
因みにお菓子は画像右にある直径:約2.5cmのラムネが1個になります。
2006年発売/定価:300円(税別)
では、シリーズ全6種+αを順にご紹介!
ライトニング・マックィーン
Lightning McQueen
全長:約5.2cm
マックィーンは本作の主人公。 モデルは造型云々よりも小さなボディに印刷された
マーキング類の細かさが見所で、極小のタイヤ横にも施す仕事ぶりに感心します。
因みにマックィーンのみアイシールが2種付属、都合3種類の表情を楽しめます。
ピストン・カップ・チャンピオンシップにて、史上最年少で優勝した若き天才ルーキー。
スピードこそが生き甲斐で、いつもレースに勝つことだけを考えている。
口癖は「カッチャオ!」。 (句読点を含めてパッケージの紹介文より)
メーター
Mater
全長:約6.5cm
口数の多い厄介者だけど良キャラという海外カートゥーンではお馴染みのポジション。
シリーズ中、最大のサイズを誇り後部レッカーも不可動ながら造型は良好です。
心優しきレッカー車。 身体はオンボロ、話し方は田舎丸出しだけど、
誰よりも友だち思い。 マックィーンにとって生まれて初めての親友となる。
特技は、後ろ向き走り。 (句読点を含めてパッケージの紹介文より)
サリー
Sally
全長:約4.8cm
本作のヒロインですが小サイズのプルバックカーという事でグラマラスなボディラインが
ポッチャリ体形に(笑) 当シリーズに於いては地味な存在ですがナンバープレートの
細かな印刷を見るに手を抜いている訳ではない、という感じ。
2002年型のポルシェ911。 女性弁護士としての都会の多忙な生活に疲れ、
ラジエーター・スプリングスにやってきた。 そのクールでインテリジェントな魅力に
マックィーンはメロメロ。 (句読点を含めパッケージの紹介文より)
キング
The King
全長:約6.0cm
主人公のライバルで本名はストリップ・ウェザーズ。 本作は主人公の精神的成長を画く
作風なんでライバルであるキングの方を人格者とする設定に。 モデルはスマートな車体を
何とか再現しようとしていますがノーズの逆スラントが少々キツめでボートみたいに…
1970年型プリムス・スーパーバード。カーレースの歴史のなかで最も多く優勝している。
努力家で何よりチームを大切にし、家族思い。(句読点を含めパッケージの紹介文より)
ドック・ハドソン
Doc Hudson
全長:約5.7cm
主人公が訪れた田舎町に住む長老が実は…という、よくあるパターンの凄い人(車)。
個人的にお洒落で格好良く思える50年代のアメ車を無理なくモデル化。 ボディサイズ
に余裕があるのもあってスタイルは良好、タイヤ側面のホワイトリボンも良い感じです。
1951年型のハドソン・ホーネット。ラジエーター・スプリングスのご意見番的存在で、
診療所(修理工場)を営みながら裁判官も勤める。 (パッケージの紹介文より)
シェリフ
Sheriff
全長:約5.5cm
シェリフはハドソン同様の古き良きアメ車キャラで、モデルはパトランプやサイレン等も
細かく再現。 当シリーズではハドソンと並んでお気に入りの1台です。
1949年型マーキュリー社のパトカー。 町の安全を守る役目を果たし、まじめに
その仕事に取り組んでいるが、たまにラジエーター・スプリングスの標識の裏で
昼寝をしている。 (句読点を含めパッケージの紹介文より)
ルイジ
Luigi
全長:約4.4cm
1960年型フィアット500のルイジはパッケージのラインナップには表記されていない
当シリーズのシークレットアイテム。 先述した6種の通常アイテム同様に丁寧な仕事で
小さな車体を可愛らしく再現しており、当然アイシール(1種)も付属します。
劇中ではフォークリフトのグイドと共にラジエーター・スプリングスでタイヤ店を経営、
伊訛りの英語と伊語を話し、フェラーリが来店するのを待ち望む日々を過しています。
ストーリーは直球なんですけどね
因みに内箱に刻印された番号を見ると
1:ルイジ、2:ハドソン、3:キング、4:サリー、5:メーター、
6:マックィーン、7:シェリフ…という一寸不思議な感じになっています。
「カーズ」に登場する各車のビジュアルを見た時「あ、カーダッチだ!」と思った人は
恐らくノボと同世代、楽しい酒が飲めそう(笑) その後シリーズ化もされる「カーズ」
ですが、車の擬人化が婦女子にゃウケんのか日本での興行成績はイマイチだった様です。
昔あった擬人化された車のカートゥーン、ストーリーはセダン夫婦の間に生まれた子が
親の思いに反してスポーツカーに憧れ親を困惑させるが…てな王道モノで、米には昔から
こういったものを受け入れる土壌があったんスね。 日本も車大国なんですけどねぇ…