登場作品:タイムボカン24(2016)
タカラトミー製 プラトイ
ボカンメカ DXメカブトン
1975年放映の懐かしアニメ「タイムボカン」をリブートした「タイムボカン24」。
その主役メカ・メカブトンも現代らしく人型に変形する機構を搭載、更にサポートメカ
との合体も盛り込んだ新しいスタイルは玩具でも再現、新しい魅力を放ちます。
2016年10月29日発売/メーカー希望小売価格:4000円(税抜)
まずはビークルモードから
SIDE VIEW
全長:約22.5cm
「タイムボカン24」の主役メカであるメカブトンはオリジナル同様のカブト虫型。
但しオリジナルとは異なり6本の脚を有し、小型メカを格納する‘母艦'的な役割も外した
代わりに後述する人型に変形というキャラクター性を加味したものに進化しています。
TOP & BOTTOM VIEW
6本の脚が虫感を強める上・底部。
角の上部を黄色としたセンスに古参ファンとしては若干の戸惑いもあったり。
FRONT & REAR VIEW
本形態はビークルモードと呼称されるのですがオリジナル版が純粋な乗物だったのに対し
本作のメカブトンはビークルモードでも‘カブト虫型ロボット'といった感じに。
モデルは流石今時の玩具だけあってその基本造型にストレスはありません。
発光ギミックに対応する意味もあってかコクピットがクリア成型なのが◎です。
にしても「眼」があると一気にキャラクター性が増しますね。
パッケージ写真を見ると昔のタカトクの合金を想起させる深めのメタリックブルーと
なっている基本カラーなんですが、その辺製品版では結構薄めな感じで少々残念な気分。
あと羽がキッチリ閉じた状態で固定出来ないのも不満点だったりします。
ACTION
背中の羽がパカッと開閉可能なので飛行モード気分が楽しめます。
関節可動は程ほどに
前脚はロボ時の腕になるのでそれなりに動くんですが中&後脚は基部で1軸、‘膝部'が
ボールジョイントで可動…と、飽くまで変形の都合で動くといった程度のものに。
ライト&サウンドギミック!
本体底部にある電池ボックスに単4×2をセットしスイッチをONにすれば準備完了。
背中にある六角形のボタンを押す度にコクピットが点灯し台詞&効果音が鳴ります。
因みにサウンドパターンは
1回目:「メカブトン発進!」、2回目:メカブトン飛行音、3回目:メカブトン攻撃音
…となっています。
ロボモード
頭頂高:約15.3cm
カブト虫から人型に…と言うとカブテリオス以来かな? 特徴的な角を頭部ではなく胸に
持ってくる辺りに新鮮味を感じつつ、全体的にはタツノコっぽいコミカルさを備えた
ツボを押さえた安心感のあるデザインですが顔はサンライズっぽいかな?
腕部
ロボモードに於ける関節可動は腕部が多少動くのみ…と、非常に限られたものに。
肩は1軸で回転しますが胸の角や羽が干渉するのでやや不自由。 腕部の横への開きは
画像左の通り。 肘は画像右の角度まで可動しますが上腕の捻りは不可となっています。
メカブトンソード 装備!
ビークルモード時の羽の中には折り畳まれたメカブトンソードが。
刃を伸ばしロボモード時の手に持たせる事が可能です。
ダンバインをイメージしたんですが如何せんポージングの制限が激しくて…。
ロボ時でもライト&サウンド!
胸にある六角形のボタンを押す度に眼が光り異なる台詞を喋ります。
1回目:「寝坊と悪は許さない!」/眼の色:緑
2回目:「カブトパワー!」/眼の色:赤
3回目:「ノックアウトだ」/眼の色:緑
付属のシール
本モデルには眼と開いた角にあるビスやスリットを隠す為のシールが付属するのですが
特に貼らなくても問題無いと判断し、貼らずにおきました。 眼なんか発光ギミックに
干渉しそうだし、ビス剥き出しでも個人的には全っ然気になりませんですよ。
数量限定初回購入特典!
DXメカブトン購入時にキャンペーンで配布された「カットンボ クリアブルーver.」は
別売りボカンメカの体験版といった感じ。 製品版のカットンボとは異なり組立式で
音声ギミックを廃しメカブトンとの合体のみを楽しめる正に‘おためし版'といった仕様。
コスプレ/スーパー ドッキング!
劇中ではベースとなるメカブトンに様々なボカンメカが合体!
玩具でも別売りでメカブトンに合体可能な小型ボカンメカが8種類発売されました。
これらのボカンメカ別の展示室で紹介しています。
敢えて方向性を異にするのも正解の1つか
心の何処かでオリジナル版メカブトンを踏襲して欲しいと思っていたんですが、下手に
過去にしがみつくよりも未来に向けて思い切り舵を切る方が良いのかもしれませんね。
尤も「タイムボカン」を引っ張り出した時点でやや後ろ向きな気もしますが(笑)