所在地：カリントニュータウン／海野写真館の庭
登場作品：バッテンロボ丸（1982／ＴＶ特撮）
ポピー製 プラトイ
パノラマ バッテンハウス
パッケージサイズ／縦：約２５．５ｃｍ×横：約２２．７ｃｍ×奥：約１１．３ｃｍ
バッテンハウス（ソーサー）は「ロボット８ちゃん」に続く不思議コメディシリーズ
第２作「バッテンロボ丸」に登場するロボ丸の宇宙船兼住居で、玩具面のスポンサー
であるポピーからは定番のポピニカに加えて画像の大型プラトイが発売されました。
因みにポピニカ版はここで紹介するプラトイ版同様にハウス型へ変形可能なんですが、
メカを前提としたポピニカ故‘バッテンソーサー’名義での発売でした。
本作放送中の1983年にはポピーを始めとする関連企業がバンダイへと集約され、
この時期に発売された玩具はポピー名義のものとバンダイ名義のものが混在するんですが
（例えばシャリバン関係）「ロボ丸」関係はポピー名義のみだった気が…（うろ覚え）
1983年発売？／定価：？円
それではバッテンソーサーから順にご紹介！
ＳＩＤＥ，ＴＯＰ ＆ ＢＯＴＴＯＭ ＶＩＥＷ
モデルサイズ／直径：約１９．５ｃｍ×全高：約１０．５ｃｍ
典型的なＵＦＯスタイルであるバッテンソーサー、モデルのボディ全体にメカニックな
モールドを走らせ間延びを防止しているのはポピニカ版と同様。 後述する様にバッテン
ハウスがメインな為か当時のメカ玩具には定番の転がし走行ギミックは有していません。
因みに本品は付属のシールを全て貼った状態になります。
着陸〜バッテンハウスへ！
バッテンハウス時の全高：約１４ｃｍ
後部にある黄色いスイッチを押すとハウス時の外壁を残し本体がポップアップ。
その後、外縁に収納されていた煙突を立てればバッテンハウスの完成となります。
クリアで成型された外縁の一部をオープンすると玄関のドアを開ける事が可能に。
マンマル星から地球のカリントニュータウンへやって来たロボ丸。
海野写真館の庭に着陸した縁もあってロボ丸は海野家と懇意になるという流れに。
ここで付属の人形類をご紹介！
プラ製のロボ丸は身長：約５．１ｃｍ、両腕が肩で１軸可動するのに加え両脚が付け根で
左右個別に開脚可能。 また後頭部がクリップ状になっていますがメモを挟むのが精一杯
といった感じ。 本来はバッテンボーも付属するんですが残念ながら欠品に…（涙）
屯田博士が造ったロボット‘グーチョキパートリオ’はＰＶＣ人形として付属。
左から順にグット：約３．４ｃｍ チョキット：約３．９ｃｍ パラット：約３．４ｃｍ
因みに現存品では内箱の発泡スチロールを侵食しているケースが多い様です。
更に本モデルにはロボ丸やグーチョキパートリオが無理くり気味に乗車可能で
転がし走行も可能な全長：約５．１ｃｍのミニカー（説明文表記）も付属しますが
どっちかっつーとバッテンバイクをつけて欲しかったッスよねェ…
ロボット館では当時のミニソフビを展示中です→ 
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狭いながらも楽しい我が家？
家屋部を残しソーサー部は旋回可能。 旋回させる事により内部にある操縦席やベッドを
先述の外縁開口部付近に持ってきて付属の人形で遊ぶ事が可能となりますが、狭い開口部
越しでしか遊べないのは欠点かも…折角プリントされた床面が見え難いのも残念です。
ハウス外部でも遊べます
ドーム状の最上部には望遠鏡が収納されており画像の様にロボ丸を絡めて遊べます。
外縁部２ヶ所にあるピン（画像右上）は付属するスロープのジョイント。
任意のピンにスロープを取り付ければミニカー等で遊ぶ事が可能となります。
あれ、一寸ポピニカのベース円盤基地（キョーダイン）っぽく見えたり？
画像の様にミニカーを滑り降ろして遊びます。 スロープの左右に突き出たピンに
付属するゴンドラを取り付ける事も出来るんですがその意味合いは不明（謎）
んー、やはりバッテンバイクの格納発進ギミックを設けて欲しかった…
ハウス玩具としての振り切りが欲しかった
題材としては面白いと思いますがハウス玩具としてもメカ玩具としても少々物足りなさを
感じてしまう当物件。 人形面に於いてはロボ丸とグーチョキパートリオの調和が
取れていないのも残念に思えたりですが、この辺は仕方ないのかもしれませんね。
それはそうと「ロボ丸」終了の翌年、1984年の「チックンタックン」に登場し学研から
玩具化もされたメンフォーはバッテンソーサーを想起しますね、参考にしたのかな？