登場作品:DCコミック版 バットマン
ゴッサムシティの平和を奇怪な犯罪者から
守るバットマンが駆るスーパーマシンは
バットモービルだけじゃない!
コーギー製 ダイキャストモデル
2000年代に入ってコミック版バットマンに登場するメカ(主にバットモービル)を
1/43スケールで精力的に展開したコーギーの1品で「バットマンコレクティブル」
というシリーズ名があったのですが本品には何故かその銘がありません。
しかしながら同シリーズと同様のパッケージ、同スケールと、そのフォーマット
は「バットマンコレクティブル」と何ら変わらないものとなっています。
ところで読み方は「バットサブマーシブル」で良いのかなぁ?
パッケージによると2000年代に登場したメカの様です。
2005年発売/定価:?
左舷
全長:約11cm
バットマンの水物メカと言えばバットボートに代表される水上メカが主であり
長いバットマンの歴史の中でもこの様なハッキリとした潜水艦というのは
実に珍しいのではないかと思います。1/43スケールという事で実寸は5m弱と
大変小型な潜水艦ですがその分、小回りの利いた戦闘が可能なのではないかと。
原作での活躍シーンが未見なのが残念です。
上部および底部
上部をみるとフロント周りは流星号っぽかったり?
後部のエンジン外皮にクリアパーツを使用しているのが何ともクールです。
底部には「〜コレクティブル」ではお馴染みのバットマンのレリーフが。
前部および後部
嘗てのバットマリンは映画「バットマンリターンズ」に登場したスキーボートと
異なり生物的なフォルムの同艦。コミック版メカでは最早お約束とも言える巨大な
フィン(本メカでは背びれか?)が更に生物度を高めています。推進器の様子が
詳しく再現されている訳ではないので何とも言えませんが「口」から取水して
後部から吹き出すジェット推進とみて良さそうですね。
ギミック!
並列複座式のコクピットキャノピーを押すと左右の翼?が展開します。
翼端にあるのは補基でしょうか?
また同時にフロント部からは(恐らく)武器も飛び出します。
もう少しコウモリ的な意匠があっても良かったかな?とも思うのですが昨今では
メカデザインの針も‘ユニーク’より‘シリアス’側に寄っているんですね。
因みにモデルはコクピット内部も再現されているのですが、これがどう見ても
1/43には見えない小ささなんです。表記を間違えたのか造形を間違えたのか、
ハタマタこれで良いのか…原作コミックでの活躍シーンを見てみたいものです。
バットマンコレクティブルへ!
上の画像をクリックするとノボランド内にある
バットマンコレクティブルのロビーへ入れます。
1940年代から始まるバットマンの歴史。
60年代のTVドラマシリーズで明るく
楽しいイメージが強く印象付けられましたが
80年代末期から一転、ダークにイメチェン。
以来2000年代に至るまでこのイメージが
支持されているところを見るとこれが本来
在るべき姿なのか…なんて考えたりです。