登場作品:ASTRO BOY 鉄腕アトム(2003)
パッケージ
タカラ製 プラトイ ワンワンパトロールセット
都合3度目のTVアニメ化となった鉄腕アトム、
80年代にアニメ化された時と同様に今回もタカラより玩具展開されました。
昔も今もアトム以外のメカが立体化される事は稀なのですが、そんな中で
今回リリースされたメトロシティパトカーはチョロQも発売されていた様で
恵まれた存在と言えそうです。なお原作にも似た様なパトカーが
登場していたと記憶しています。
2003年発売/定価:2200円
SIDE VIEW
全長:約15cm
レトロ感を演出する曲面構成が可愛く如何にもソレらしくて◎。
手塚治虫のタッチを元に巧くデザインされている感じです。
TOP & BOTTOM VIEW
ルーフの穴は後述にあるアトム(=電池ボックス)を入れる為のもの。
玩具的アプローチのモデルなのでディティールの追及は野暮ってもんですね。
底部中央にあるヒミツの車輪はこのモデルの肝。詳細は後述に。
FRONT & REAR VIEW
「犬のおまわりさん」ってくらいなので全体のフォルムは犬。
随所に使用されたクリアパーツや丁寧な塗装表現により、
ともすれば冗談の様なメカに不思議なカッコ良さを与えている印象です。
ACTION
付属のアトムは電池ボックス。両手が前後に可動します。
脳天を開いて単3電池1本を挿入する様は若干シュール(笑)
そのアトムをルーフに挿し込めばスイッチが入り走行開始します。
古(いにしえ)のノンフォール走行!
テーブルの端から前輪が外に出ると車体が沈み中央にある秘密の車輪が接地、
モーターで後輪と共に回転している中央の車輪によりテーブルから落ちる前に
右方向へ旋回し前輪が再びテーブルに接地すると前進開始。これを繰り返す。
このとても楽しいギミックは、かなり以前から玩具に取り入れられていたのですが
最近のキャラ玩具に於いては中々お目に掛かれないギミックなので一寸ビックリ。
アトムがパトカーに乗っている事やルーフからアトムの首がひょっこり
出ているのはご愛嬌。折角のクリアパーツ使用なのに光るギミックが無いのは
残念なところなのですが、カワイイので許しちゃう。
画像をクリックするとロボット館のアトムの部屋へ飛びます。