ASTRO-FIGHTER
メーカー不明 プラトイ
所謂お土産屋や駄菓子屋等で売られていたであろう一寸だけ高価な駄玩具といった1品。
商品とタグ(ヘッダー)が合わないのはもとより、そのタグも他の商品と共用という
適当さが嘗てあった大らかな時代を思い出させてくれます。
因みにタグにある宇宙船X-2はトミー製の電動プラトイ「ソニックUFO」
そのまんまだったりします。 このアストロファイターも何処かのメーカー品を
パクッた物なのかもしれません。
?年発売/定価:?円
SIDE VIEW
全長:約18cm
平面のみで構成された機体はシンプルそのもの。
思ったより複雑な面の組み合わせを見せているのですが、如何せんディティールは
手抜きなんでその魅力は低いかな。 駄玩具らしいっちゃ、らしいけど。
TOP & BOTTOM VIEW
典型的な台形型メカである本機。
機体には少々雑ですがパネルライン等のディティールも入っています。
上部に見えるメカ部分にはクリアパーツが使用されているので発火ギミックが
あるのかと思いきやそんな事はなく。 この辺のハズし方もまぁ、‘らしい'か(笑)
底部にある後輪にはフリクションモーターを装備。
ゆっくりと走ります。
FRONT & REAR VIEW
前後のシルエットは菱形。
後部ノズル周りにはそれなりにディティールが施されています。
機首の「3」がチープ感を増していますね。
折角クリアパーツを使っているのにキャノピーがシールなのが残念。
機体両サイド前方にインテークを設けたりすると印象がグッと変わるかも。
情報量が多い後方からの眺めの方が多少画になるかな?
小さくても良いから垂直尾翼を設けると良かったかもです。
アストロファイターってくらいだから宇宙戦闘機なんだと思うんですが
レーザー砲だのミサイルだのが機体外部に無い事が子供に対してのアピール不足を
招いている様です。 しかしながら大人の目で見慣れてくるとこれをベースに
あれこれ考えて楽しめる、そんなデザインだと思います。
因みに本モデルのメインカラーは黄色ですが他のカラーも存在します。
ACTION
フリクション走行が唯一のギミック。
モデルの大きさを考えるとギミック面でも物足りなさを感じますね。
新たなる挑戦者を求ム!
台形型メカとしてはかなり頑張ったと言えるヨネザワ製X-9と。
台形型メカをカッコ良くデザインするというのは至難の業ですね。
映像作品で主役を張れる様な台形型メカ、今後出てくるかな…!?
X-9はスペースポート小型駐機場にて展示中です。