登場作品:ヤッターマン(2008)
1977年の大ヒットアニメ「ヤッターマン」が30年ぶりにTVアニメで復活!
基本設定はそのままに、よりバラエティ色を強めた新シリーズは2008年1月14日
より読売テレビ系で放映開始。新旧世代のファンを楽しませてくれています。
ヤッターアンコウ登場だコロン
2008年11月10日放映の第25話にて遂に第3のメインメカ、ヤッターアンコウ
が登場しました。ヤッターワンはガンちゃん(ヤッターマン1号)の父親の設計、
ヤッターペリカンは未来から拝借だったのに対し、ヤッターアンコウはガンちゃん作。
ガンちゃん自身の性格をコピーしたとか相棒アイちゃん(同2号)の膨れっ面を元に
デザインしたとか、ラップ調な喋り方をする田舎者キャラといった
若干妙な設定&演出を与えてキャラクター性を強めているみたいです。
デザインはワン・ペリカンと同じく旧作のアンコウに準じたものとなっていて
この辺は旧作世代のファンにもアピールしたものに。反面、目新しさは少なめですが
そんな中で底部にあるキャタピラは航行時には地味に収納式だったり「目」から
映像を投射出来たりビックリドッキリメカ以外にもハリセンボンメカという
小型メカを2体装備している等、メカ的な魅力もアピールしています。
ヤッターマンがいる限り…
さて新シリーズなんですが2008年11月現在、どうにも放送休止が多く
ネット等でも話題になっている様です。(放送開始約10ヶ月で25話)
特番やら何やらの影響なんですがメインターゲットである子供は飽き易いですから
放送したりしなかったりというのはマイナス効果にしかならないと思います。
こういったケースは過去にもあったんですが、局側はもう少し番組編成に関して
神経を使って欲しいなぁ…なんて感じます。
結果、視聴率低下→打ち切りなんて寂し過ぎるもんなぁ
タカラトミー製 プラトイ
ワン・ペリカンに次いでDX仕様での商品化となりました。
別売りで展開しているビックリドッキリメカの発進ギミックに主眼を置いた
仕様なので非常に大きな商品サイズとなっています。
2008年11月20日発売/定価:7140円
左舷
全長約37cm(提灯部含む)
旧バージョンのヤッターアンコウを今風にアレンジした新アンコウ。
旧バージョンには無かった尻ビレ?が追加されています。
上部および底部
ヘルメット部にあるキャノピーは残念ながら塗装処理。ここは後述にある
フィギュア搭乗ギミックもあるのでクリアパーツにして欲しかったところ。
底部のキャタピラはダミーで、小径タイヤによる転がし走行が可能です。
前部および後部
旧アンコウよりもキャラ性が強まった感があるデザインですね。
胸ビレ&尻ビレはボールジョイントによる可動に見えますが、基部で1軸回転可動
するのみとなっています。後部に見えるスクリューは手動により回転可能。
大きなサイズの玩具ですが細かな部分の造りはかなり大味です。
ビックリドッキリメカ、発進!
本商品には未塗装のナワトビメカ(アンコウとは無関係…)が3体付属します。
因みにアンコウ初のビックリドッキリメカはウナギメカ。
後部上面のカバーを開けるとビックリドッキリメカの収納スペースが現れる。
別売りのビックリドッキリメカを用意すれば9体まで収納可能です。
口を開き内部に折りたたまれているスロープを伸ばせば準備完了。
両サイドにあるレバーで3体ずつ滑り降りて来ます。
←発射レバー。右サイドにもある。
ファンファーレメカの再現が無いのも残念なところ。
コクピットハッチ開閉!
内部には座席もあるのですが造形は簡略されたものとなっています。
その座席には別売りのアクションフィギュア「ヤッターアクション・シリーズ」を
搭乗させる事が可能です…が↓
造形が曖昧な為にかなり窮屈な感じです。何か作った後で「あ、乗せれるじゃん」
なんて感じで、ついでに加わったギミックみたい。
事実DXヤッターワンと絡めるフィギュアはヤッターアクションではなく
もう少しサイズの大きいソフビ製のものだったし…。
やっぱ3体揃えにゃダメかな?
非常に大きなDXヤッターアンコウですが
ほぼビックリドッキリメカの発進ギミックのみに
ポイントを絞った設計なのがやや不満でした。
ワン&ペリカンもそうですが、もう少しメカ
単体として楽しめる設計のものも発売して
くれていれば嬉しかったのですが…。
ヤッターアクションとの連動は嬉しいもののワン&ペリカンには対応せず(涙)