あかつき

 

登場作品:メカゴジラの逆襲

 

1974年公開の「ゴジラ対メカゴジラ」から1年、

ブラックホール第三惑星人が再びメカゴジラを繰り出し攻めてきた!

本作「メカゴジラの逆襲」はゴジラ映画の第15作目として登場。

実に7年ぶりの合体となった本多猪四郎監督と伊福部昭のサウンドは

本作で一旦幕を閉じるゴジラ映画の有終の美を飾るに相応しいものでした。

1975年3月15日公開

 

 

 

 

そのデザイン

 

*  劇中パワーアップする あかつき

海洋開発研究所が誇る試作潜水艇‘あかつき(T)’はゴジラに倒され

海中に没したメカゴジラを発見するため10平方cmのスペースチタニウムを

半径500mの範囲で探索出来る機器を搭載し海底を調査するが

‘恐竜’チタノザウルスの攻撃によって破壊されてしまう。

 

その後探査可能範囲を半径1〜1.5kmにパワーアップした‘あかつき(U)’に

よって再び近海を調査、チタノザウルスを倒すヒントを得る事になりました。

ジェット推進らしく後部のノズルから泡を噴出する姿が印象的でした。

 

あかつきTとUでは若干形状が違うのですが、あかつき自体が

派手な活躍をする訳ではないので注視しないと気が付かないかも。

 

*  メカゴジラの逆襲、さらば昭和のゴジラ!

15年前、恐竜生存説とそのコントロール実験を唱え学会を追放された真舟信三博士。

真舟博士の世間に対する恨み辛みとブラックホール第三惑星人の利害関係が一致、

コントロールされたチタノザウルスと復活したメカゴジラによる復讐劇が始まった!

 

公開された1975年と言えば昭和50年。既に娯楽の中心はTVであり、

そのTVで活躍する子供向けヒーローも怪獣ではなくライダーの様な等身大ものが中心。

しかも昭和50年にはロボコンやゴレンジャーといった新感覚ヒーローが登場、

その後今日に繋がる人気を博したのは周知の事実…とあれば1954(昭和29)から

頑張り続けてきたゴジラもそろそろ一旦‘お役御免’の時期だったのかもしれません…。

 

 

…で、玩具

 

マーミット製 ソフビ

世紀の大怪獣シリーズ・怪獣天国ベビー「チタノザウルス」の

オマケとしてソフビ製のあかつきが付属しています。

 

左舷、上・底部および前・後部

全長約9cm

あくまでメイン商品のオマケなので造型もそれなりだが雰囲気は◎。

 

波切り効果も考慮した様な艦首形状は中々のかっこ良さ!

当時まだ現役だった初代しんかい みたいですね。

艦首底部にはマニュピレーターも装備されています。

 

因みに商品は劇中冒頭に登場する‘あかつき(T)’のモデル化と思われます。

‘あかつき(U)’になるとセイル後方に球形の探査機器?が取り付けらていました。

 

チタノザウルス現る!

全高約19cm

正統派デザインのチタノザウルスがソツ無く造形されています。

このシリーズは他の商品にもソフビ製のオマケが付いていて楽しいですね。

 

 

 

 

マニア向け商品というのは一般玩具店で

見かける事は少なく入手するにはチョットした

積極性を求められますが あかつき の様な物を

商品化してくれるこのジャンルには

今後も大いに期待したいと思います。

 

イワクラ製の受注生産品。50数セットのみ作られたとか…。

 

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