アストンマーチン DB5

登場作品:007/ゴールドフィンガー(1964

 

 

 

 

パッケージ

ジョイライド製 1:18ダイキャストカー

 

キャラクターカーを数多くラインナップするERTL内ブランド‘ジョイライド’。

大人気のボンドカーも当然の様にラインナップされました。

1:18という大きなスケールが魅力のこのモデル、8歳以上向けとしながらも

ミニチュアカーとしての方向性を取り、劇中に登場する特殊ギミックも盛り込み

且つリーズナブルな値段に押さえた価格設定が嬉しい秀作モデルで

‘Qカード’と呼ばれるCD−ROMも付属しています。

 

日本国内でもプラッツが輸入、アオシマより販売されました。

(日本国内では14歳以上向けとなっています。)

 

2004年発売/定価:6980

 

SIDE VIEW

全長:約26cm

 

外観はノーマルと変わらない、英国らしい気品のあるシルエット。

キャラクターカーと言う事を抜きにしても何とも言えぬカッコ良さを誇ります!

 

TOP & BOTTOM VIEW

ギミックの関係でルーフは四角く切り欠かれており、

通常は画像の様に切り欠かれたルーフを被せた状態となります。

 

底部のディティールも頑張って再現。

 

FRONT & REAR VIEW

スケールが大きくなるとスタイルやディティールの要求度が高くなってきますが

本モデルに於いてはクリアパーツやメッキパーツが有効に使用されており、

ボディの光沢の良さも相まってこのモデルのパッケージングに要求された

レベルは充分クリアしていると思います。

 

ACTION

まずは‘車’としてのギミックから。

ボンネットが開閉、内部のエンジンも納得の再現度です。

 

左右のドアが開閉。内張りにもメッキパーツを使用しています。

(サイドウィンドはありません。)

 

↓車内インテリア

フロアにはフエルト地のものが貼られています。

シート類の再現は甘めだが単純に手抜きと言うのは可哀相。

ダッシュボード周りは頑張っている印象なので「緩急のある造形」という事で。

因みにハンドルに対応して前輪が左右に‘多少’ステアします。

 

トランクも開閉。後述のギミック用メカがあるのでトランクルームはパンパン。

 

SPECIAL ACTION

次にその人気を決定付けたギミックを。

ヘッドライト下にあるウインカーが画像の様に手動で可動、

中からマシンガンが出るのですが非常にデリケートな上に造形も判り難い。

しかもパッケージには説明が無いので最初は壊れたのかと…。

 

前後のバンパーがそれぞれ手動で引き出せるのですがストローク短過ぎ…。

 

↓ナンバープレートが手動で回転!

BMT216Aはイギリス、LU-6789はフランス、4711-EA-62はスイス用のナンバー。

 

↓シートイジェクト!

シート間にあるボタンを押せば助手席が跳ね上がる。(スプリング?)

これ用にルーフの一部が取外せます。(画像左上)

 

本モデルではスムーズに機能しないのですが個体差なのか…な?

 

スプリングにより後部防弾板がせり上がる。

スイッチがカウル内にあるので一旦トランクを開けねばならないのが難点。

 

後輪のホイールカッターが伸縮。

パッケージでは結構伸びているんですがモデルではこれが精一杯…

 

 

ボンドカーとしての1:18アストンマーチンはジョイライド版よりも高級な

オートアート版、更に高級なダンバリーミント版がありユーザーの嗜好や

予算でモデルを選べます。ジョイライド版は細かい造りは甘いですが、

低年齢向け&その価格を考えれば優秀なモデルなのではないかと。

 

 

コーギー製 ダイキャストカー

ゴールドフィンガー公開当時から何度かリリースされているコーギー版ですが

画像はゴールデンアイ公開時に復刻されたものでパッケージもソレ仕様に。

知らない人が見たら5代目ボンド、ピアーズ・ブロスナンが

アストンマーチンに乗っている様な印象を受けますね。

スケールは約1:36。日本国内でもトイザらス等で出回っていた様です。

 

1995年発売/定価:?円

 

 

SIDE,TOP&BOTTOM VIEW

全長:約12.5cm

 

モデルは恐らく1978年発売の3rdモデルの復刻かと思われます。

1965年発売の1stモデル(1:46)、1968年発売の2ndモデル(1:45)より

サイズは大きくなりましたが全体の造形は甘くなっている様で、

特にプラ製タイヤ&ホイールの造形の甘さが…

(この辺は復刻時期によって差が見られます。)

 

底部の文字情報モールドは「007」のロゴが何より大きいのが何とも(笑)

 

FRONT & REAR VIEW

後述のギミックの関係もあってかミニチュアカーとしてよりも

玩具的な意味合いの強いモデルと言えそうです。

 

ACTION

左サイド底部にはギミック作動用のスイッチが2つ。(画像左)

その前方にあるスイッチを押すとフロントからマシンガンとバンパーが飛び出す。

 

後方のスイッチを押すと…↓

ルーフが開き助手席が跳ね上がります。

付属の悪者人形を乗せておけば劇中通り車外に放り出す事が可能。

 

後部のバンパーを押すと防弾板がせり上がります。

先述の2ndモデルは1:45スケールながらナンバー回転ギミックや後輪の

ホイールカッターギミックもあったので本モデルに於いては若干物足りなさも…。

 

 

「遊べるミニチュアカー」としてジョイライド版はオススメ!

コーギー版は手頃なサイズが魅力となっています。

DB5は次作「サンダーボール作戦」でも登場。

007映画ではありませんが1981年の映画「キャノンボール」では

ロジャー・ムーア自らがジェームス・ボンドのパロディキャラを演じ、

DB5に乗ってレースをするという何とも楽しい演出がありました。

DB5の「秘密装備」もシッカリ登場する必見の作品です!

 

 

 

 

ロビーへ戻る

博物館の入り口へ戻る

 

 

inserted by FC2 system